試合情報

交流戦前の最後のリーグ戦となる3連戦・初戦。
マリーンズの先発は今季ライオンズ戦初登板の渡辺俊。一方ライオンズ先発は、昨季からマリーンズ戦3連勝中の涌井。

渡辺俊を援護したい打線は2回、先頭・井口が二塁打を放ち、ベニーの進塁打で3塁まで進めて、先制のチャンスを迎えます。しかし、大松・里崎が走者を還せずに無得点に終わります。

両チーム無得点で迎えた4回。ここまで単打1本に抑えてきた渡辺俊が、ライオンズ打線につかまります。先頭・中島の安打、続く中村の死球、石井義の安打で、無死満塁とピンチ招くと、G.G.佐藤に先制の2点適時二塁打を浴び0対2。なおも2死2,3塁の場面で、ボカチカに左中間席へ2試合連続となる痛恨の11号3ランを被弾し0対5。この回、一気に5点を奪われてしまいます。

5点差のまま迎えた6回。渡辺俊が1死2,3塁のピンチを背負うと、銀仁朗の一ゴロを福浦の本塁返球が野選となり、1失点。さらに1死1,3塁と続くピンチで、ボカチカの一邪飛の間に3塁走者に本塁を陥れられ、0対7。この回さらに2点を献上し、大量リードを許してしまします。

続く7回には2番手・古谷が1死満塁とピンチを背負うと、代打・松坂の押し出し死球、銀仁朗には適時打を浴び0対9。ここで3番手・小宮山にスイッチし、なおも2死満塁のピンチから片岡、栗山、中村に集中打を浴びるなどで0対15。この回打者一巡、先発全員安打の猛攻で一挙8点と、ビッグイニングを作られてしてしまいます。

8回にも中継ぎ陣がライオンズ打線の勢いを止められず、無死満塁からボカチカの押し出し四球、片岡の犠飛、栗山の適時打で3点を追加され、0対18。大差をつけられてしまいます。

巻き返しを期待したい最終回。バーナムJr.が四球を選び、ランビンが安打を放って2死1,2塁と久々に得点圏に走者を進めるも、続く竹原が空振り三振に倒れて試合終了。

涌井の緩急をつけた投球術にかわされ、打線がわずか4安打と振るわず。今季3度目の完封負けを喫してしまいました。投手陣は先発全員安打を含む今季ワーストとなる17被安打18失点で、0対18と大敗しました。
先発・渡辺俊は5回2/3を投げて、球数91、被安打8、奪三振4、与死球2、失点7の内容で4敗目を喫し、試合を作ることが出来ませんでした。

明日の先発の清水直には、この悪い流れを断ち切るような好投を期待して明日こそライオンズを打ち負かしたいところです。

「今日はいいピッチング、いいバッティングが出来なかった。

渡辺俊介はランナー1、2塁でバッターにバントをさせない状況を作ったが、その後ヒットされてしまい集中力を少し欠いてしまった。

3回まではいい投球を見せていたので残念な結果になってしまった。

今日は福岡からの移動ゲームで明日はデーゲーム。

選手達も疲れているだろうが明日は、ファンが喜ぶいい試合をしてくれると信じている。

明日の先発は清水直行だよ」