2009.05.16 SAT
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vs埼玉西武 第8回戦

昨夜は0対18とライオンズに思わぬ大敗を喫してしまったマリーンズ。
雪辱を期し、前回の登板で今季初勝利を挙げた清水直が先発のマウンドに上がります。

試合は、序盤から動きます。1回裏、1番・ベニー、3番・サブローの安打で1死満塁のチャンスをつくると、今日5番に入った竹原が押し出し四球を選んで先制。さらに里崎の一ゴロの間に1点を追加して2対0。
制球の定まらないライオンズ先発・帆足の立ち上がりを攻め先制すると、さらに2回には、1死満塁からサブローの左前適時打で3対0として、まずは試合の主導権を握ります。

1回、2回と得点圏に走者を許しながら無得点に抑えていた清水直でしたが3回。3番・中島、4番・中村に連続二塁打を浴びて1点を返されると、続く5番・石井義にも中前適時打を喫し、2対3と1点差に迫られます。
5回には、この回先頭の2番・栗山に同点弾となる3号ソロを右中間席に叩き込まれ、3対3。試合を振り出しに戻されてしまいます。

さらに6回、先頭の8番・銀仁朗に1号ソロを左中間席へ運ばれ、ついに3対4と逆転を許します。その後のピンチは切り抜けた清水直ですが、この回を投げきったところで降板。
6回を投げ111球、被安打9、奪三振6、与四球4、失点4という内容で、3点のリードを守りきれず、救援陣に試合を託します。

3回以降は帆足の前に2安打と打線が沈黙し、なかなか同点に追いつけないマリーンズでしたが、清水直の後をうけた救援陣が得点を許さずに点差を広げさせません。
7回を2番手・川崎がチェンジアップを有効に使って打者のタイミングを外せば、8回を3番手・伊藤が直球を主体とした力で押すピッチングを展開。勝利への執念を見せ、3対4のまま8回裏の攻撃を迎えます。

すると8回裏、救援陣の力投に応えるようにマリーンズ打線が大きな見せ場をつくります。
ライオンズ2番手・大沼、3番手・星野から3つの四球を選び、2死満塁とすると、9番・ランビンが内角高めの難しい球を、巧く腕をたたんで振り抜くと、これが左越2点適時二塁打となり、5対4。さらに4番手・岡本慎の暴投により1点を追加し、6対4と土壇場で試合をひっくり返します。

そして9回のマウンドに上がるのは、もちろん守護神・荻野。
前回登板では、今季初めて救援に失敗しましたが、この日は3人でピシャリと締め、6対4で試合終了。

中盤以降、苦しい展開が続きましたが、2番手・川崎、3番手・伊藤の熱投で流れを引き寄せると、8回のワンチャンスを活かし、見事な逆転劇を演じました。
1勝1敗で迎える明日の試合に勝てば、3カード連続の勝ち越しとなります。
交流戦前最後のリーグ戦を勝利で飾り、マリーンズが得意としている交流戦に勢いをつけて臨みたいところです。

ランビン選手

ノリノリでダンスを踊るランビン
ファンと笑顔でハイタッチをするランビン
試合後に外ステージで声援に応えるランビン

-今日のヒーローは見事な逆転タイムリーを放ったチェイス・ランビン選手です!!ナイスバッティング!!

(ランビン)Thank you! Thank you!!

-昨日の試合では大差をつけられ悔しい敗戦だったと思いますが-

(ランビン)昨日はすごい悔しい負けだったから、今日はみんななんとしても勝とうという気持ちで試合に臨んだよ。清水直さんもすごい良いピッチングをしていたし、リリーフ陣も良いピッチングをしていたんで良いかたちで勝ててよかったよ。

-終盤、あの満塁の場面はどんな気持ちで打席に入りましたか?

(ランビン)あの打席はなんとしても良い打席にしようと思っていたよ。良い球を打って、良いバッティングをしようと心がけたんだ。

-インコースの難しいボールだったと思いますが-

(ランビン)横からの難しいスライダーだったけど、上手く芯でとらえることが出来たよ。

-マリーンズファンの想いをのせた素晴らしい一打だったんじゃないですか?

(ランビン)ありがとうございます!

-今日来てくれた大勢のファンにメッセージをお願いします!!

(ランビン)どうもありがとう!マリーンズファンの応援は自分だけじゃなくて、チームメイトにとってもとても大きな意味があるんだ!これからも応援をし続けて、マリーンズと一緒に戦っていきましょう!

-今日のヒーローはチェイス・ランビン選手でした!!

(ランビン)Thank you!!

vs西武 第8回戦

「今日はランビンがとてもいい仕事をしてくれた。特にあの場面に彼にアドバイスはしていない。

彼はここまでいい野球をしてチームに勝利をもたらしてくれている。今日もいい場面でいい仕事をしてくれた。

先発の清水直はいい内容ではなかった。何とか苦しみながら、修正しようと努力していたが、先頭打者に簡単にホームラン打たれたり、状態は悪かった。しかし、川﨑、伊藤、荻野のリリーフ陣が踏ん張ってくれた。

リードしてから逆転され、選手は最後まで諦めずにいい試合をしてくれた。

明日もいい戦いで勝利し勝ち越したいね。明日の先発は小野晋吾だよ」

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