2009.05.22 FRI
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vs中日 第1回戦

交流戦2カード目は昨年1勝3敗と負け越しているドラゴンズを千葉マリンに迎えての2連戦。マリーンズの先発は、前回登板でプロ入り初完投初完封を達成した大嶺。一方のドラゴンズも、同じく前回登板で完封している吉見がマウンドに上がりました。

1回、2回と互いに得点圏に走者を進めるも無得点に終わると、3回に試合が動きます。
先発・大嶺が1死から2番・荒木に中前安打を許すと、3番・森野に初球の直球を完璧にとらえられ、右翼席中段に先制6号2ラン本塁打を運ばれ、0対2と先行されます。

早めに追いつきたいマリーンズも、毎回のように得点圏に走者を進めますが、どうしてもあと1本が出ません。1回の2死2塁、2回の2死2塁に続いて、3回に2死1,2塁、4回に2死2塁、さらに6回にも2死1,2塁の得点機を迎えますが、ドラゴンズの先発・吉見をどうしても打ち崩せません。
一方の大嶺は4回以降、7回までの4イニングを1安打、1四球を許すのみという見事な投球で、ドラゴンズに追加点を許さず、味方の反撃を待ちます。

すると大嶺の好投に応えるかのように、マリーンズ打線の反撃が7回にようやく実を結びます。7回裏、1死から9番・今江が内野安打で反撃の口火を切ると、1番・西岡、2番・福浦が連続四球を選んで1死満塁とします。ここで3番・サブローの併殺崩れの間に1点を返し、1対2。喉から手が出るほど欲しかった1点をようやくもぎ取ると、続く4番・井口も四球を選んで2死満塁とチャンスを広げます。
しかし続く5番・里崎が三振に倒れ、同点に追いつくことは出来ません。

なんとかもう1度流れを引き寄せたいマリーンズでしたが、8回には2番手・伊藤が4番・ブランコの安打と2つの暴投で1死3塁のピンチを招くと、6番・デ ラ ロサに犠牲フライを許し、1対3。さらに9回には、移籍後初登板となった3番手・橋本健が二塁打を放った8番・藤井を犠打で3塁へ進められると、1番・井端に右前適時打を喫し、1対4。
終盤に小刻みに加点され、点差を広げられてしまいます。

9回裏、何とか同点に追いつきたいマリーンズでしたが、ドラゴンズの守護神・岩瀬の前に3者凡退に終わり、1対4で敗れて2連敗となりました。

先発・大嶺は、森野に2ランを浴びた後は得点を許さず、7回を127球、被安打8、奪三振4、与四球2、失点2と粘り強いピッチングを展開。
負け投手にはなったものの、プロ入り初完封の前回登板に続いての好投を見せました。

ドラゴンズ2連戦を終えると、移動日なしで敵地でのタイガース2連戦に突入するだけに、明日こそは何としても勝利して1勝1敗に持ち込み、良いムードで甲子園に乗り込みたいところです。

vs中日 第1回戦

「先発の大嶺はいい投球だった。一球だけの失投を森野にホームランを打たれてしまった。痛い失点になってしまい、悔やまれる一球だった。

攻撃面で後一本出ていたら勝利投手になっていた。

移籍後初登板の橋本健太郎は少し緊張しているように見えた。失点はしてしまったが、まずまずのチェンジアップを投げていた。

攻撃陣はチャンスを作ったが、相手投手の吉見が要所を締めるピッチングだった。交流戦に入って残塁が多いいが、それだけ出塁している事。後一本、出れば得点も多くなる。

明日は多くの得点を期待している」

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