2009.06.05 FRI
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vs中日 第3回戦

2年連続負け越しで、交流戦を折り返したマリーンズ。下位からの巻き返しを図るべく、先発マウンドを小野に託します。
対するドラゴンズの先発は、前回5月22日の対戦時に7回1失点に抑えられ敗戦を喫し、現在防御率リーグ2位の吉見。

小野を援護したい打線は初回。先頭・早坂、福浦の連打で無死1,3塁先制のチャンスをつくるも中軸が倒れ、走者を還すことができません。
続く2、3回にも安打は放つもののチャンスを広げることができず、吉見の緩急を織り交ぜた投球前に翻弄され、なかなか先取点を奪えません。

するとここまでドラゴンズ打線をわずか1安打に抑えてきた小野が4回裏、この試合初めてピンチを迎えます。2死から和田に二塁打を浴びると、続く野本には左前安打を放たれますが、左翼手・ベニーが本塁へ好返球し、2塁から本塁を狙った和田はタッチアウト。味方の堅い守りで小野を助けます。

両チーム無得点のまま迎えた6回。ここまで吉見をとらえながらもホームが遠かったマリーンズが、待望の先制点を奪います。1死からサブローが二塁打で出塁すると、続く井口が待望の適時打を放ち1対0。ついにマリーンズが均衡を破ります。さらに大松の二塁打でなおも1死2,3塁と追加点のチャンスを作るも、後続が倒れ、リードを広げられません。

すると、先制点をもらった直後の6回裏。ここまで好投を続けてきた小野がドラゴンズ打線につかまります。この回先頭・森野に安打を許すと、続く4番・ブランコには右中間席へ、セ・リーグトップタイとなる15号2ランを被弾し1対2。逆転を許すと、和田の安打、谷繁の敬遠四球、吉見の安打などでなおも2死満塁のピンチ。
ここで小野は無念の降板。マウンドには2試合連続救援登板となる小林宏が上がります。その小林宏は続く井端を渾身の直球で三振に仕留め、見事な火消しぶりを見せます。

2番手・小林宏はその後も好投し、慣れないロングリリーフ役を見事にこなします。7回は2番・荒木、3番・森野、4番・ブランコを3者凡退に仕留め、続く8回には野本に不運な安打を浴び、四球などで2死1,2塁のピンチを招くも、代打・立浪を遊飛に打ち取り、最終回への反撃の流れを作ります。

逆転を期待したい最終回でしたが、代打攻勢を仕掛けるものの守護神・岩瀬の前に3者連続三振に倒れ、1対2で惜敗しました。

2試合連続引き分けもあり、6月に入り3戦でいまだ勝ち星なし。これで今季ドラゴンズ戦の勝ち越しはなりませんでした。
先発・小野は5回2/3を投げて、球数96、被安打8、奪三振3、与四球4、失点2と粘投するも実らず、今季4敗目。交流戦が始まった2005年からドラゴンズ戦自身4連敗を喫してしまいました。

しかし、小林宏が慣れないロングリリーフで好投を見せるなど明るい材料もありました。気持ちを切り替えて明日は何としても連敗を阻止し、このカード2勝2敗のタイに持ち込みたいところです。

vs中日 第3回戦

「先発の小野はホームランバッターのブランコ選手へ高目に投げてしまった。5回までは素晴らしい内容で投球自体悪くなかった。

2番手でマウンドに上がった小林宏之は満塁のピンチを切り抜けて、流れを止めてくれた。

攻撃陣は無死や1死でのチャンスを得ながら、得点に結び付けられなかった。コーチと相談して打開策を考えて行きたい」

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