2009.06.18 THU
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vs東京ヤクルト 第4回戦

1勝2敗で迎えたスワローズとの最終戦。マリーンズの先発は、交流戦4試合目で交流戦初勝利を狙う大嶺。一方スワローズの先発は、交流戦最多タイの14勝目に挑む、目下開幕から無傷の8連勝中の館山。

大嶺は初回、田中の四球、青木の内野安打で1死1,2塁とピンチを背負うと、続くデントナに先制の適時打を浴び0対1。早くも先取点を献上してしまいます。しかし続くピンチを脱し、最少失点で切り抜けます。

大嶺を援護したい打線は3回。3番・大松、4番・井口の連続二塁打で1死2,3塁とチャンスを作ると、続く5番・橋本将が右翼線へ2点適時二塁打を放ち1対2。この回3本の長打を集めて、鮮やかに逆転します。

ところが逆転したその直後。大嶺は、先頭・青木の二塁打などで2死3塁のピンチを招くと、宮本には意表を突くセーフティバントを決められ、2対2。あっさり同点に追いつかれてしまいます。

2対2のまま迎えた5回、打線が再び奮起します。1死から大松が8号ソロを右翼席へ運んで3対2。勝ち越しに成功すると、さらに2四球で2死1,2塁と追加点のチャンス。ここでベニーが右中間2点適時二塁打を放って5対2。この回一気に3点を奪って粘投の大嶺を援護します。

しかし再び勝ち越した直後、大嶺が踏ん張りきれません。先頭・青木の二塁打を浴びると、1死後、ガイエルの適時打で1失点。さらに満塁とピンチを広げたところで、マウンドを2番手・中郷に譲ります。
その中郷も代打・森岡に適時打を浴び、さらにエラーも重なり、2者生還して5対5。再び試合を振り出しに戻されてしまいました。

先発・大嶺は4回1/3を、球数107、被安打11、奪三振1、与四球3、失点5の内容。勝利投手目前で無念の降板となり、約1ヵ月ぶりの3勝目と交流戦初勝利はなりませんでした。

激しい打ち合いとなった5回までとうってかわって、6回以降は両チームのリリーフ投手の好投で試合は膠着。お互い一歩も譲らず、試合は今季8度目の延長戦へ突入します。

リリーフ陣の好投に応えたいマリーンズ打線は10回に勝ち越しのチャンスを作ります。2死からランビンの四球、竹原の二塁打、塀内の死球で2死ながら満塁と5番手・林昌勇を攻めたてます。しかし、続く福浦は三振に倒れて無得点。続く11回にも2死から代打・堀の二塁打、サブローの四球で2死1,2塁と、一打勝ち越しのチャンスは作るものの、続く里崎も倒れて、どうしても勝ち越し点が奪えません。

するとその直後、白熱した延長戦に終止符が打たれます。この回からマウンドに上がった6番手・シコースキーが、フルカウントから5番・ガイエルに痛恨の10号ソロを右中間席へ被弾し、5対6。

打線が2ケタ12安打とスワローズ投手陣を打ち崩すものの及ばず、今季2度目のサヨナラ負けを喫してしまいました。チームも2年連続交流戦負け越し、さらに4年ぶり2度目スワローズ戦の負け越しも決定してしまいました。

しかし気持ちを切り替えて、交流戦最終カードとなるジャイアンツ戦を連勝し、ラストスパートをかけたいところです。

vsヤクルト 第4回戦

「選手は必死に最後まで全力で戦ってくれた。投手陣も良く踏ん張ってくれた。最後は失投でホームランを浴びてしまった。攻撃陣は前半で好調の館山から5点を奪う事ができたが、あと1点を取る事が出来なかった。

大嶺はカウントを悪くする場面が多く苦しいピッチングだった。そのあとのリリーフ陣はいい投球を見せてくれた。最後シコースキーは0-3とカウントを悪くして最後は甘く入ったストレートを打たれてしまった。

交流戦も明後日からのジャイアンツ戦が最後だね。いい形で戦い交流戦を終えたいね」

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