

vsオリックス 第7回戦
合計試合時間13時間26分、大激戦となったライオンズ3連戦を2勝1敗で勝ち越したマリーンズ。今日からは、本拠地にバファローズを迎えての3連戦です。
マリーンズの先発は、前回登板したファイターズ戦では7回を2失点と好投しながら2勝目には手が届かなかった小林宏。一方のバファローズの先発は、4月30日以来のマリーンズ戦登板となる山本です。
初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりをみせた小林宏でしたが、2回2死から大村、日高に連続二塁打を喫して0対1と先制を許します。
先行されたマリーンズは3回、先頭の9番・ランビンが左前安打で出塁すると、1死後、今日2番に入った堀が初球の甘く入ったシュートをバックスクリーン右へ運ぶ2号2点本塁打で2対1と試合をひっくり返します。
しかし4回、1死後、北川の内野安打と連続エラーで満塁とされると、8番・小瀬に左犠飛を許し2対2と守備の乱れから同点に追いつかれます。続く9番・山崎浩に中前適時打を浴び2対3とされ、逆転を許します。
さらに5回には1死から3番・フェルナンデスに7号ソロを左翼席に運ばれ2対4、6回に1番・坂口に左前適時打を喫して2対5、7回には北川に適時二塁打を打たれ2対6と小刻みにリードを広げられます。
北川に適時打を許したところで小林宏は降板。6回1/3を111球、被安打11、奪三振5、与四死球1、失点6という内容で、序盤は好投しながらも中盤以降守備の乱れもあり、 リードを守りきれませんでした。2番手には、プロ初登板となる東洋大出身のルーキー・上野を送り込みます。その上野は2回2/3イニングを4者連続を含む6三振を奪う快投をみせ、プロ初登板とは思えぬ堂々としたマウンドさばきを見せました。
昨日の激戦を制した勢いで追いつきたいマリーンズ打線でしたが、9回をのぞく毎回の11安打で、4試合連続となる2ケタ安打を放つも打線がつながりません。6回の1死2,3塁、8回の1死1,2塁の好機も得点にはつなげられず、9回も3者凡退で攻撃を終え、2対6で敗れました。
敗れはしたものの、内、上野と2日連続で期待の若手投手が好投を見せ、打線も好調を維持と明るい材料も多いマリーンズ。
明日は10代最後の先発となる唐川の投球で勝利を引き寄せ、巻き返しを図りたいところです。
vsオリックス 第7回戦
「先発の小林宏之は4回に内野ゴロを3つ打たせたが、全て出塁になってしまった。3つ目の投手ゴロを捌けていたらダブルプレーで終わっていたかもしれなかった。痛い得点を許してしまっただけに、もったいなかった。
バッター達は今日も良く振れていた。ランナーを送って後一本が出ずに還す事が出来なかった。
上野は最高のピッチングを見せてくれた。ファームの人たちがしっかり育ててくれた。非常にいい投手とは聞いていたが、その通りの投球で誇りに思えるデビュー戦だった。今後、彼の投球を見るのが楽しみだね。
明日の試合は18時からだね。先発は唐川侑己だよ」