2009.07.04 SAT
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vsオリックス 第8回戦

昨夜の試合でカード初戦を落とし、負けられないバファローズとの第8回戦です。

マリーンズの先発は5月19日のベイスターズ戦以来となる5勝目をめざして、中6日のマウンドに上がる唐川。
初回は打者3人をすべて三塁ゴロに打ち取る上々の立ち上がりを見せます。

バファローズの先発・岸田を打ち崩したいマリーンズ打線は3回、8番・バーナムJr.が四球を選ぶと、9番・今江がバットを折られながらも中前に運び、スタートを切っていたバーナムJr.が3塁に進みます。すると1番・西岡が中前に適時打を放って1対0と先制点を奪います。畳みかけたいところ、2番・福浦の犠打で1死2,3塁としますが、3番・大松、4番・井口が倒れて追加点は奪えません。

援護をもらった唐川は、毎回のように走者を出しながらも持ち前の落ち着いた投球で無失点に抑え込んできましたが、6回、突如乱れます。先頭、1番・坂口の二塁打と犠打で1死3塁とされると、3番・フェルナンデスを詰まらせて打ち取った打球は左翼手・バーナムJr.の前に落ちて1対1と同点とされてしまいます。さらに4番・ラロッカに二塁打を放たれると、続く5番・北川に右前適時打を運ばれて1対2と逆転を許してしまいます。しかし、6番・大村は併殺打に切って取り、流れを食い止めます。

反撃したいマリーンズ打線でしたが、岸田の前に6回・7回と3者凡退に倒れ、追いつくことができません。

逆転を信じて投げ込む唐川でしたが、8回、1死から2番・大引に安打を放たれたところで2番手・伊藤に交代します。その伊藤は一発のあるフェルナンデス、ラロッカを打ち取って追加点の芽を摘みます。

その裏は岸田に代わって2番手・香月がマウンドに上がり、西岡から始まる攻撃を迎えましたが、わずか10球で3者凡退に抑え込まれてしまいます。

9回は簡単に抑えて逆転サヨナラのリズムを作るべく、伊藤が続投。しかし、先頭の北川に死球を与え、犠打で2塁に進まれると、7番・山崎浩の打球が1塁線を破る適時二塁打となって1対3とされてしまいます。さらに、2死3塁から9番・鈴木にしぶとく中前適時打を運ばれて1対4と3点差に広げられてしまいます。

これ以上の失点は防ぎたいところ、3番手には前回7月2日のライオンズ戦で延長12回の絶体絶命のピンチを気迫の投球で抑え込んだ内がマウンドに向かいます。坂口には安打を放たれますが、大引を伸びのある直球で三振に打ち取り、流れを引き寄せます。

その裏、バファローズの3番手・加藤から3点差を跳ね返すべく4番・井口から始まる攻撃でしたが、ここも10球で3者凡退に倒れ、1対4のまま試合終了となってしまいました。

唐川は7回1/3を104球、被安打7、奪三振3、与四死球1、失点2に抑える好投で試合を作りましたが、6回の投球が悔やまれる5敗目。
打線も6回以降は走者を出せず、4安打に抑え込まれ、カード負け越しが決まってしまいました。
明日は自身2連勝中の小野が先発マウンドへ。風を味方につける投球術で打線を再び活気づかせてカード3連敗は防ぎたいところです。

vsオリックス 第8回戦

「唐川は1イニングだけボールが高目に浮いてしまった。ラロッカ、坂口に打たれてしまい2点取られたのが決勝点になってしまった。それ以外は、いい投球内容だった。

今日は攻撃陣が活発ではなかった。相手投手の岸田の出来も良かった。3回に先制点を取り、1死2,3塁のチャンスであと一押し出来なかった。

今季はオリックス相手にここまで良い成績が出ていないが、まだ多くの対戦がある。

明日から、いい戦いをしてくれると信じている。明日の先発は小野晋吾だよ」

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