2009.07.09 THU
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VS東北楽天 第11回戦

昨日の試合では終盤の猛攻で鮮やかな逆転勝利を収めて4位に浮上し、今日の試合に今季初の4連勝と同一カード3連勝がかかるマリーンズ。先発は、5月6日以来勝ち星から遠ざかっている渡辺俊。対するイーグルスの先発は、2005年までマリーンズに在籍していた川井です。

試合は、両チームともに得点圏まで走者を進めるものの、互いに得点には至りません。
マリーンズ打線は、1回に2死1,2塁、2回に2死1,3塁、3回に2死2,3塁といずれも2死からチャンスをつくりますが、あと1本が出ません。4回には先頭の7番・竹原の二塁打で、6回には4番・大松、5番・サブローの連打でいずれも無死から走者を出しますが、走者を進められず得点を奪えません。

渡辺俊はたびたびピンチを迎えますが、ギリギリのところで踏ん張ります。
2回、憲史の安打、中村紀の四球、平石の安打などで2死満塁とされますが、9番・中谷の意表を突くセーフティーバントをマウンドを駆け下りた渡辺俊が落ち着いて処理し、ピンチを切り抜けます。
5回にも3つの四死球で2死ながら満塁とされますが、3番・鉄平の一二塁間を抜けようかという当たりを一塁手・堀が横っ飛びでキャッチし、ベースカバーに入った渡辺俊に送球してアウト。チーム一丸となって得点を許しません。

我慢の投球を続けていた渡辺俊でしたが、6回に先制点を許します。2死から6番・リンデンに安打を許すと、続く7番・中村紀に左中間を破る適時二塁打を喫して0対1とされ、ついに均衡を破られます。
すると、7回にも草野の安打、三塁手・今江の失策で走者を背負うと、3番・鉄平に右翼線に2点適時三塁打を運ばれ、0対3とリードを広げられ、渡辺俊は降板。さらに続く4番・山崎武に2番手・内が左翼席ポール際に運ばれる16号2点本塁打で0対5とされます。

8回にも3番手・上野が、再び鉄平に2死満塁から3点適時三塁打を浴び、0対8と大きく引き離されます。

意地を見せたいマリーンズは9回、里崎、竹原、今江の安打で1死満塁とすると中谷の捕逸でまず1点、西岡の2点適時打で3対8と追い上げます。しかし、最後は福浦が遊ゴロ併殺打に倒れてゲームセット。
打線は12本の安打を放ちながらも序盤に得点できず、投手陣も終盤に突き放されて3対8で敗れ、またも今季初の4連勝、同一カード3連勝はなりませんでした。
先発・渡辺俊は6回1/3を99球、被安打6、奪三振5、与四死球4、失点4で7敗目を喫しました。

次のカードは、札幌ドームでファイターズとの3連戦です。まずは先発に小林宏をたて、明日の初戦を何としても取りたいところです。

VS楽天 第11回戦

「相手投手の川井に対して、ランナーを出したがキーとなるヒットが出なかった。
無死1,2塁でバントを決める事が出来なかったのも痛かった。

先発の渡辺俊介は十分に勝てるだけの内容だった。
4連勝とは行かなかったが、気持ちを切り替えて明日からの札幌でのファイターズ戦にベストを尽くすだけ。

明日の先発は小林宏之だよ」

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