試合情報

接戦となった昨日の試合を落とし、ついに今季ワーストタイの6連敗となったマリーンズ。もうこれ以上は絶対負けられないマリーンズの先発は渡辺俊。一方のバファローズは、7月3日での対戦で6回2失点に抑えられて黒星を喫している山本が先発します。

渡辺俊に5月6日以来の白星をプレゼントしたいマリーンズ打線は2回、2死から6番・里崎の左前安打、7番・竹原の四球で1,2塁とすると、8番・ベニーが左前適時打を放ち、1対0と先制します。

立ち上がりを3者凡退に抑え、上々の立ち上がりをみせた渡辺俊ですが、先制点をもらった直後の2回に崩れます。先頭のカブレラの内野安打、北川の二塁打で無死2,3塁と走者を背負い、大村の犠飛で同点とされると、続く一輝に中前適時打を浴びて1対2と逆転を許します。さらに2死2,3塁とされると、坂口に中越え2点適時三塁打を許して1対4と引き離されます。

絶対に負けられないマリーンズは、小刻みに得点して追い上げます。4回には先頭の5番・サブローが右中間席に4年ぶりの2ケタ本塁打となる10号ソロ本塁打を運び、2対4。5回には2死から井口の安打、大松の四球で1,2塁とすると、サブローが中前適時打を放ち、3対4と1点差に詰め寄ります。

すると、6回についに試合をひっくり返します。先頭の竹原が四球を選ぶと、続くベニーが左中間席に5号逆転2ランを運び、5対4とします。

しかし、援護を受けた渡辺俊が踏ん張りきれません。直後の6回裏、北川、大村の連打を足掛かりに1死1,3塁とされると、小瀬に2点適時三塁打を浴び、5対6と逆転され、ここで渡辺俊は降板します。

7回にも2番手・内がフェルナンデスの安打と2四球で2死満塁とされると、この場面で登板した3番手・上野が一輝に不運な3点適時二塁打を許し、5対9。さらに続く小瀬にも適時二塁打を許し、5対10とリードを広げられます。

何とか追いつきたいマリーンズ打線でしたが、9回の攻撃も4番手・香月の前に3者凡退に終わり、5対10のままゲームセット。

ついに今季ワーストとなる7連敗で借金も今季ワーストの12となりました。先発・渡辺俊が5回1/3を88球、被安打9、奪三振0、与四死球1、失点6という内容で8敗目を喫しました。

明日こそは久々となる千葉マリンでファンの声援を後押しにして、何としても連敗を阻止したいところです。

「今日も逆転したがリードを保つ事が出来なかった。もう少し踏ん張ってリードを長く保ち、野手がリラックスして迎える打席を作っていかなければならない。

こちらが打ち取った当たりが野手の前に落ち得点に繋がったのが全て。一輝選手がラッキーなヒットで5打点。

明日からは久しぶりのマリンでの試合。気持ちを入れ替え、いい戦いをファンに見せたい。明日の先発は小林宏之だよ」