2009.07.21 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
3
0
0
3
1
X
R
H
3
5
7
10

vs北海道日本ハム 第13回戦

接戦となった昨日の試合を落とし、2カード連続勝ち越しのためには絶対に負けられないファイターズとの3連戦の第2戦。マリーンズは、自身3連勝中で、通算1000奪三振に王手を掛けている清水直が先発します。

マリーンズは、前回対戦した今月10日に1安打完封されたファイターズ先発・多田野に対して2回、その1安打を放った4番・大松が左翼線に二塁打を放って出塁します。続く5番・サブローの二ゴロで三進し、2死後、7番・竹原の中前適時打で幸先よく先制します。

援護をもらってリズムに乗りたかった清水直でしたが、4回に逆転を許します。先頭の小谷野の二塁打を足掛かりに1死1,3塁とされると、金子誠に中前適時打を許し、1対1の同点に追いつかれます。続く1死1,2塁のピンチでは田中賢から縦に割れるカーブで空振り三振を奪い、清水直はプロ通算1000奪三振を達成します。しかし、森本に四球を与えて2死満塁とすると、稲葉に右前2点適時打を許し、1対3と試合をひっくり返されます。

3回以降、多田野を打ちあぐねていたマリーンズ打線でしたが6回、清水直の1000奪三振を祝うかのように2死から大松が高めに浮いたフォークをとらえて右翼席に運びます。大松の12号ソロ本塁打で2対3と1点差に迫ります。

さらに7回、四球で出塁した橋本将を犠打で2塁へ進めると、2死後、代打・バーナムJr.がフォークをすくい上げた打球が中堅手・糸井の頭上を越える適時二塁打となり、3対3と試合を振り出しに戻します。

同点に追いついて一気に流れを引き寄せたいマリーンズでしたが、その裏に突き放されます。この回から登板した2番手・松本が先頭の稲葉に死球を与えると、続く高橋に左前安打を浴びて無死1,2塁とされると、5番・スレッジを追い込みながらも外角直球を弾き返されて三塁線を破られ、これが2点適時二塁打となり、3対5と再びリードを許します。ここで3番手・荻野につなぎますが、2死1,3塁とされると金子誠にも左前適時打を浴び、3対6と引き離されます。

8回にも4番手・伊藤が森本の不運な二塁打を足掛かりに1点を失い、3対7で最終回を迎えます。
9回の攻撃も3番手・武田久にサブロー、橋本将、竹原が打ち取られ、3対7のまま試合終了。これでついに借金は今季ワーストの13。清水は、6回、110球、被安打6、奪三振2、与四死球5、失点3という内容で、プロ通算1000奪三振を白星で飾れませんでした。

気持ちを切りかえて、成瀬が先発する明日の試合では、リーグ屈指の右腕・ダルビッシュを打ち崩し、オールスター前最後の試合を白星で飾りたいところです。

vs日本ハム 第13回戦

「今日は前回やられた多田野に対して先制点、そして7回には追い付く事が出来たが、勝利できる得点はとれなかった。低目のフォークに手を出だしてしまった。

大松は先制打やホームランといい仕事をしてくれた。

先発の清水直行は6回で110球投げていたし、7回は2安打していた稲葉からの上位打線だったので松本をマウンドに送った。松本で3つのアウトを取りたかったのだが。スレッジの3塁線の当たりは誰も考えていなかった。アンラッキーだった。

明日は前半戦最後の試合。持てる力を出し切っていい形で締めくくりたい。

明日の先発は成瀬善久だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート