2009.08.14 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
1
X
R
H
3
10
4
12

vs東北楽天 第15回戦

前日の試合では投打が噛み合い、連敗を2でストップさせたマリーンズ。今日からは敵地に乗り込んでイーグルスとの3連戦です。マリーンズの先発は、前回イーグルス戦で登板した7月31日に完投勝利を収めている渡辺俊。そしてイーグルスは、そのときに渡辺俊と投げ合った田中が先発のマウンドに立ち、実に今季4度目の投げ合いとなりました。

初回、マリーンズはいきなり田中に連続アーチを浴びせます。2死から3番・サブローが外角のフォークをすくい上げて左翼席最前列に運びます。サブローのシーズン自己最多となる15号ソロ本塁打でまず1点を先制します。続く4番・大松も外角高めの直球を振り抜き、左翼席に16号ソロ本塁打を放って、2対0。中軸のバットがいきなり火を噴き、あっという間に2点を先制します。

ところが直後の1回裏、守備の乱れから点を失います。リンデンの中前安打をきっかけに2死2塁とされると、山崎武を三ゴロに打ち取りますが、三塁手・根元が1塁へ悪送球。2塁からリンデンが還って1点を失い、2対1となります。

その後、渡辺俊はテンポの良い投球で2回、3回を3者凡退に抑えますが、4回にリズムを崩します。鉄平に不運な内野安打を許すと、山崎武の中前安打で無死1,3塁とされ、セギノールの適時内野安打で2対2の同点に追いつかれます。それでも、その後の無死満塁のピンチは小坂、嶋、内村をいずれも打たせて取り、逆転は許しません。

さらに続く5回にも1死2,3塁のピンチを迎えますが、山崎武を捕邪飛、セギノールを中飛に打ち取り、この回もピンチを脱します。

何とか勝ち越し点を奪って渡辺俊を援護したいマリーンズ打線ですが、2回以降6回までの5イニングを2安打に抑えられてしまい、得点を奪えません.

すると、6回に渡辺俊が思わぬ一発を浴びます。簡単に2死を取った後、嶋に左中間席に1号ソロ本塁打を運ばれ、2対3とリードを許します。

さらに8回には、セギノール、小坂の安打で2死1,3塁とされると、ここで渡辺俊は降板。2番手・伊藤にマウンドを託します。しかし、その伊藤が嶋に適時内野安打を許し、2対4とリードを広げられます。

苦しい展開が続くマリーンズは、最後の攻撃で意地を見せます。2番手・福盛に対して井口、里崎の連打と代打・堀の犠打で1死2,3塁とし、一打同点の場面を迎えます。代打・橋本将が三振に倒れて2死となりますが、代打・福浦の中前適時打で3対4と1点差に迫ります。しかし、最後は西岡が二ゴロに倒れて試合終了。

初回にサブロー、大松の2者連続本塁打で先制しながらも、守備のミスからリズムを崩して試合の主導権を握れず、中盤に逆転を許すと、最後まで追いつくことはできず、3対4で敗れました。
渡辺俊は7回2/3を130球、被安打10、奪三振3、与四死球1、失点4、自責点3という内容で10敗目を喫しました。

何とか明日・明後日はマリーンズの意地を見せて相性の良いイーグルスを倒し、この3連戦を勝ち越して上位猛追の足掛かりとしたいところです。

vs楽天 第15回戦

「初回は4安打といい形で先制点をとる事が出来た。しかし、相手投手の田中が投球スタイルを変えてきてから、アジャスト出来なかった。
ほとんどストレートを投げてこなくなり、チェンジアップ主体だった。

渡辺俊介は非常に優れた内容だった。ピンチは作ったが、気持ちを切らさずに粘り強く投げてくれた。
2死から嶋に対して甘く入ったボールをホームランされた。最後は追い上げたが後1点とどかなかった。

明日の先発は小野晋吾だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート