2009.08.15 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
1
0
0
0
0
0
0
2
0
1
0
2
0
0
0
X
R
H
1
5
5
14

vs東北楽天 第16回戦

Kスタ宮城に乗り込んでのイーグルスとの3連戦。昨夜のカード初戦は最終回に1点差まで迫りながらも惜しくも敗戦。今夜はカード2戦目となる第16回戦です。

今季初先発となるイーグルス・木谷を攻略したいマリーンズ打線は1回、2死から3番・サブローが12試合連続安打となる二塁打を放ちますが、4番・大松が三振に倒れ、先制の好機を逃します。

8月8日のバファローズ戦以来、中6日となるマリーンズの先発・小野はその裏、1死から2番・渡辺直に安打を放たれると、続く3番・鉄平の併殺コースに飛んだ打球は追いついた遊撃手・西岡のグラブの下を抜ける失策となり、1,3塁とされます。
すると4番・山崎武に右翼手・大松の頭上を越える2点適時二塁打を放たれ、0対2と先制されてしまいます。

早めに木谷をとらえて逆転したいマリーンズ打線は3回、先頭の1番・西岡が二塁打を放つと、1死後3番・サブローも四球で続き、1,2塁とチャンスを作ります。
ここで4番・大松の打球は、一塁手・セギノールの正面へ飛びますが、後方に倒れ込んで捕球した後、座った体勢のまま2塁へ送球した球が高く逸れて外野に転がる間に、西岡が生還。1対2とします。
さらに1死1,3塁とチャンスが続きますが、続く5番・井口が併殺打に倒れ、同点に追いつくことはできません。

するとその裏、小野が鉄平、山崎武に連打を許すと、1死1,3塁から6番・リックの緩い打球が遊撃手・西岡の前に転がり、1塁への送球の間に鉄平が生還。1対3と再び点差を2点に広げられてしまいます。

4回の2死満塁のピンチは5番・セギノールを二直に仕留め無失点で切り抜けた小野ですが、5回。
先頭・リックの二塁打と7番・宮出の内野安打、8番・嶋への四球で無死満塁とまたもピンチを迎えます。
ここで続く代打・憲史の打球は投手・小野へのゴロに。これを本塁-1塁と落ち着いて送り、注文通りの併殺打に仕留めます。
ピンチを切り抜けたかと思われましたが、2死2,3塁から1番・リンデンに2点適時打を運ばれて1対5。
なおも、続く渡辺直に四球を与えたところでマウンドには2番手・上野があがります。これ以上点差を広げられたくない場面で上野は鉄平を一ゴロに抑え、追加点を許しません。

中盤以降立ち直った木谷を打ち崩したいマリーンズ打線でしたが、4回から6回まではいずれも3者凡退に抑え込まれてしまいます。

4点差のまま迎えた7回、イーグルスの2番手・川岸がマウンドに上がると、先頭の6番・里崎が死球で出塁。2死後、9番・塀内が安打を放って1,3塁とようやくチャンスを作りますが、続く西岡の打球は伸びすぎて左翼手・リンデンのグラブに収まり、無得点に終わります。

イーグルス打線を相手に堂々たる投球を展開した上野は6回、7回をいずれも3者凡退に抑えると、8回には走者を3塁まで進められますが、遊撃手・西岡の好守にも助けられて無失点に抑えます。

ルーキー・上野の好投に応えたいところでしたが、8回は川岸、9回は3番手・福盛の前にいずれも3者凡退に退けられてしまい、そのまま1対5で試合終了。4位イーグルス相手に悔しい連敗となってしまいました。

先発・小野は4回2/3を99球、被安打13、奪三振0、与四死球3、失点5で5敗目。2番手・上野は3回1/3を45球、被安打1、奪三振2、与四死球0、無失点の快投を見せました。

今夜はわずか5安打1得点とイーグルス投手陣を攻略できず、木谷にプロ初勝利を献上してしまったマリーンズ。明日は猛打で唐川を援護して一矢を報い、18日からオールドユニフォームシリーズが開幕する千葉マリンに、勢いをつけて戻りたいところです。

vs楽天 第16回戦

「先発の小野は野手のミスなどで作ったピンチを切り抜け、彼らしいガッツある投球をしてくれた。

守備で見えないミスも多かった。5イニングまでは今年の中で一番ひどい試合だった。

明日は違った野球を見せてくれると信じている。明日の先発は唐川侑己だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート