2009.08.16 SUN
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vs東北楽天 17回戦

2連敗を喫して迎えたイーグルスとの3連戦最終戦。何としても同一カード3連敗を避けたいマリーンズは、今季イーグルス戦に3試合に登板して、防御率0.72で2勝を挙げている唐川に先発のマウンドを託します。

約3ヵ月白星から遠ざかっている唐川を援護したいマリーンズ打線は、2回に先制点をプレゼントします。イーグルスの先発・長谷部に対して、1死満塁から今日1番に入った田中雅の左犠飛でまず1点を先制。続く、2番・竹原の二ゴロが敵失を誘って、2対0とします。

さらに4回、マリーンズ打線が再び長谷部を捕らえます。1死から9番・西岡が四球で出塁すると、続く田中雅が左前安打で続き、2死後、3番・サブローが内角直球をとらえて左翼席へライナーで運びます。サブローの13試合連続安打となる16号3点本塁打で5対0と引き離します。

援護をもらった唐川はスコアボードに0を並べ続けます。3回までは3四球とやや制球が不安定だった唐川ですが、4回をこの試合初めての3者凡退に抑えると、5回も2死から安打を許しますが、危なげなく無失点に抑えます。6回には安打と四球で1死1,2塁とされますが、高須の投直が併殺打となり、ピンチを切り抜けます。

唐川が7回裏を3者凡退に抑えると、8回表に女房役の里崎が唐川の好投に応えます。先頭で打席に入った7番・里崎は甘く入ったスライダーを左翼席中段に運びます。里崎の8号ソロ本塁打で6対0とします。

ここまで完璧な試合運びをしてきたマリーンズでしたが、8回に流れが変わります。1死から渡辺直に左前安打、鉄平に四球を与えて1,2塁とされると、山崎武に26号3点本塁打を左中間席に運ばれ、6対3と追い上げられます。ここで唐川は降板し、2番手・内がマウンドに上がりますが、内が勢いづいたイーグルス打線を抑えることができません。憲史に左前安打を許すと、2死後、リックに右前適時打を許し、6対4とさらに差を詰められます。続く中村真に右前安打を許して2死1,3塁としたところで、3番手・シコースキーが火消し役として登板。代打・セギノールを中飛に打ち取り、ここは2点差で食い止めます。

しかし9回、シコースキーがよもやの一発を浴びます。2死までこぎ着けますが、鉄平に中前安打を許すと、山崎武に2打席連続となる27号2点本塁打を左翼席中段に運ばれ、6対6。勝利まであと1人という土壇場で追いつかれてしまい、試合は延長戦にもつれ込みます。

10回、11回は、両チームともリリーフ投手の好投で得点は許さず、試合は12回に入ります。

何としても勝ち越し点を奪いたいマリーンズでしたが、12回の表、クリーンアップが3者凡退に倒れてしまいます。

何とか引き分けに持ち込みたいマリーンズでしたが、12回裏、リリーフ陣の制球が乱れます。11回を3者凡退に抑えた4番手・伊藤が連続死球で無死1,2塁とすると、ここで登板した5番手・高木も四球を許して無死満塁とします。絶体絶命のピンチで6番手・荻野が登板し、高須から三振を奪いますが、小坂に右前サヨナラ適時打を喫して、6対7。勝利を目前にしながらも土壇場で追いつかれ、最後は12回にサヨナラ負けを喫する悔しい敗戦となりました。

18日からは千葉マリンに戻って、球団創立40周年を記念して「ロッテオリオンズ」初代ユニフォームの復刻版を着用して試合を行う「オールドユニフォームシリーズ」で、バファローズと対戦します。伝統の力を借りて、そしてマリーンズファンの後押しを受けて、何としてもバファローズを倒し、1ゲーム差に迫られているバファローズを一気に突き放したいところです。

vs楽天 第17回戦

「相手の4番バッターの山崎武には終盤の2イニングで5点を挙げる2本のホームランでやられてしまった。

先発の唐川はとても素晴らしい投球だった。鉄平に四球を出して少し調子が狂ってしまった。山崎武にはスライダーが甘く入りホームランされた。今日も勝ち星が付いてもおかしくないピッチング内容だった。

明後日からはマリンに帰っての試合。気持ちを切り替えていい戦いを見せたい」

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