2009.08.18 TUE
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VSオリックス 第16回戦

バファローズを千葉マリンに迎える第16回戦からの3連戦は、昨年に引き続いての開催となったオールドユニフォームシリーズです。真夏の夜空の下で1972年以来久しぶりによみがえった「ロッテオリオンズ」初代ユニフォームの復刻版を着用して選手たちが勇躍します。

大事なカード初戦の先発マウンドに上がった小林宏は、8月11日のライオンズ戦以来中6日の登板でしたが、立ち上がりにつかまります。1回、1死から2番・大引、3番・カブレラに連打を浴びると、4番・ローズに甘く浮いた直球を振り抜かれる16号3点本塁打を浴び、0対3とされます。さらに2死後、6番・岡田にまたも甘く浮いた直球を右翼席に運ばれる2号ソロ本塁打を放たれ、0対4といきなり4点を先制されてしまいます。

バファローズの先発・岸田を攻めてすかさず反撃を見せたいマリーンズ打線はその裏、1死から2番・福浦が安打で出塁すると、3番・サブローが自身の連続試合安打記録を14に伸ばす17号2点本塁打を放って2対4。オールドユニフォームに身を包んでも変わらない好調ぶりを見せます。

しかし、球が高めに浮く小林宏は2回にも9番・鈴木の安打と犠打で1死2塁とされると、大引の適時打とローズの適時二塁打で2点を献上。2対6と点差を広げられてしまいます。

さらに3回にも先頭の岡田に二塁打を放たれたところで、小林宏は降板。2番手・上野がマウンドに上がります。上野は犠打で走者を3塁に進められますが、落ち着いた投球で後続を断ち、無失点に切り抜けます。

その後は力投を見せる上野と岸田の投げ合いで試合は2対6のまま回が進行していきますが、5回に試合が再び動きます。7番・里崎と今季初出場の8番・神戸が連打を見せると、9番・田中雅の犠打で1死2,3塁と岸田を攻めます。すると、1番・西岡が四球を選んで満塁となったところで、2番・福浦が犠飛を放って里崎が生還。3対6と3点差に迫ります。

しかし6回、上野がわずか3球で2死を奪いますが、続く大引に2球目を弾き返されて二塁打を放たれると、カブレラには初球を振り抜かれる8号2点本塁打を浴び、わずか3球で2点を失って3対8とされてしまいます。

さらに8回は4番手・高木が1番・坂口の安打と大引の四球、カブレラの死球で無死満塁とされると、ローズに犠飛を放たれて3対9とされてしまいます。さらに続く途中出場の5番・阿部に放たれた大きな飛球が右翼ポール際のフェンスに当たって跳ね返る間に2者が生還する2点適時三塁打となって3対11とされると、2死後、7番・山崎浩にも適時打を放たれて3対12。点差を大きく広げられてしまいます。

オールドユニフォームの持つ歴史の力で反撃を見せたいマリーンズ打線でしたが、7回まで岸田に抑え込まれると、8回は2番手・菊地原の前に“球団40年”の歴史の半分以上を知る男・堀が代打で登場して死球で出塁しますが、得点には結びつかず。

9回も3番手・ボーグルソンの前に3者凡退に終わってそのまま3対12で終了。オールドユニフォームシリーズの初戦を白星で飾ることはできませんでした。

先発・小林宏は2回0/3を45球、被安打9、奪三振2、与四死球0で6点を失い、11敗目。打線も6安打で3点を奪うにとどまり、19安打で12点を失った投手陣をカバーすることはできませんでした。

しかし、明日からは気持ちを切りかえて連勝して、オールドユニフォームシリーズの勝ち越しを決め、球団の持つ歴史の力を体現したいところです。

vsオリックス 第16回戦

「先発の小林宏之は今日は良い状態ではなかった。初回に点を取られその後も修正できなかった。

2番手の上野は長いイニングを良く投げてくれた。今年一軍でここまで全てのイニングに良いものを見せてくれている。彼の投球は誇りに思う。

打線は初回にサブローがホームランを放ってくれたが、その後は追い上げる事が出来なかった。サブローもここまで素晴らしい活躍を見せてくれている。5回のランナーがアウトになった打席にはサブローだっただけに残念な結果になってしまった。

明日の先発は清水直行だよ。」

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