2009.08.19 WED
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vsオリックス 第17回戦

前日の試合では大敗を喫し、バファローズに同率で並ばれたマリーンズ。オールドユニフォームを身にまとっての連敗と、単独最下位への転落は何としても避けたいマリーンズは、清水直が先発します。

初回、2回をテンポの良い投球で無失点に抑えた清水直でしたが、3回に先制を許します。小瀬、坂口の2本の安打で1死1,3塁とされると、阿部に左前適時打を許し、0対1とされます。しかし、続く1死1,2塁のピンチはカブレラの高く弾んだ三ゴロを三塁手・塀内がうまくさばいて併殺打とし、ピンチを切り抜けます。

清水直を援護したいマリーンズ打線は、バファローズ先発・近藤に対して2回に1死1,2塁、3回には無死1,2塁とチャンスをつくりますが、あと一本が出ず、なかなか得点を奪えません。

4回、5回を3者凡退に抑えてリズムに乗るかと思われた清水直でしたが、6回に再びピンチを迎えます。坂口、カブレラの安打と四球で1死満塁とされ、しかし、ここはフェルナンデスを注文通り遊ゴロ併殺打に打ち取り、窮地を脱します。

すると直後の6回裏、マリーンズ打線が2死からチャンスをつくります。4番・大松が四球を選ぶと、途中出場の早坂が右翼線へ二塁打を放ちます。さらに続く6番・橋本将が四球を選んで2死満塁としますが、7番・里崎が中飛に倒れ、どうしても同点に追いつけません。

粘りの投球で最少失点に抑えていた清水直でしたが、7回に捕まります。1死から大引、小瀬に連打を浴びると、2死後、坂口に右越え2点適時三塁打を許し、0対3とリードを広げられます。

マリーンズも7回裏、すかさず反撃します。2死から西岡が四球で出塁すると、2番・早川が内角直球をとらえた打球は風にも乗って、マリーンズファンが待つ右翼席に飛び込みます。早川の昨年9月10日以来となる今季1号2点本塁打で2対3と追い上げます。

勢いに乗って追いつきたいマリーンズでしたが、9回に2番手・内が追加点を許します。四球の大引、左前安打の小瀬を置いて、1死1,2塁から甘く入ったカットボールを坂口に右翼席へ運ばれます。坂口の3号3点本塁打で、2対6と突き放されます。

最終回、何とか反撃したいマリーンズ打線でしたが、3番手・加藤に対して福浦が1死から中前安打を放つものの、最後は西岡が中飛に倒れて試合終了。

2対6で敗れ、これで5連敗となり、ついに借金は20に達してしまいました。

清水直は7回0/3、121球、被安打10、与四死球1、奪三振4、失点3という投球内容で5敗目を喫しました。

早川の2点本塁打で追い上げながら、9回に突き放されての悔しい敗戦となりましたが、明日こそマリーンズの意地と伝統の力を見せつけ、ファンとともにオールドユニフォームシリーズでの勝利を味わいたいところです。

vsオリックス 第17回戦

「先発の清水直行は好投したが、ライトに行ったフライがあと一歩届かず3点のリードを取られてしまった。

打線は相手投手の近藤に勝負所で良いボールを決められた。ゆるいカーブでストライクを取り、ストレートも走っていてタイミングを外された。

試合前のミーティングで選手たちの話を聞いて非常にいいスピリットを感じた。今日は負けてしまったが、明日からまた全力を出して臨むだけ。必ずいい戦いが出来ると信じている。

明日の先発は成瀬善久だよ」

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