2009.08.23 SUN
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vs埼玉西武 第18回戦

1勝1敗で迎えたライオンズとの3連戦最終戦。何としても勝ち越しを決めたいマリーンズは、4月24日以来のライオンズ戦登板となる唐川が先発します。
一方のライオンズは、マリーンズ戦初先発となるルーキーの野上がマウンドに上がります。

試合は、中盤まで両投手の投げ合いで0対0のまま、試合が進みます。

5勝目を狙う唐川は、伸びのある直球とキレのある変化球をコースに投げ分ける投球で内野ゴロの山を築き、6回までをわずか69球でライオンズ打線を完璧に封じ込めます。

何とか先制点を奪って唐川を援護したいマリーンズ打線ですが、なかなかチャンスをつくることができません。3回に先頭の9番・塀内が四球で出塁するも、続く1番・西岡が二ゴロ併殺打に倒れると、2番・早坂が左前安打で出塁するも盗塁失敗し、3人で抑えられます。結局、5回まで毎回1本ずつ安打を放ちながらも得点圏に走者を進めることができず、得点に結びつけることができません。

0対0のまま均衡していた試合は、終盤の7回に動きます。
まず、マリーンズが初めて得点圏に走者を進めます。先頭の里崎が四球を選ぶと、橋本将の犠打で2塁へ進めます。しかし7番・竹原が三振、8番・神戸が左飛に倒れて、どうしても野上から得点を奪うことができません。

ここまで1人の走者も許さない素晴らしい投球をみせていた唐川でしたが、7回についに初安打を許します。先頭の片岡に内角の直球を詰まりながらも中前に運ばれます。続く原には犠打で1死2塁と得点圏に走者を進められます。すると、栗山に甘く入ったチェンジアップを左翼線際に運ばれ、これが適時二塁打となり、先制点を奪われてしまいます。

何としても追いつきたいマリーンズですが、打線がつながりません。8回、2番手・ベイリスに対して先頭の塀内が4試合連続安打となる右前安打で出塁しますが、西岡のレフト頭上を襲う大飛球を左翼手・ボカチカにジャンプ一番で好捕されると、続く早坂は三振に倒れ、このときスタートを切っていた代走・早川が2塁で刺されてしまい、結果的には3人で抑えられてしまいます。

9回にも、3番手・大沼に対して1死から大松が右翼線に二塁打を放つと、続く里崎が四球を選んで、1死1,2塁と得点圏に走者を進めますが、続く橋本将が三振、竹原が三ゴロに倒れて試合終了。

2試合連続で0対1で敗れ、ライオンズとの3連戦に負け越し、再び借金は20となってしまいました。
唐川は8回を、102球、被安打4、与四死球0、奪三振5、失点1という素晴らしい投球内容でしたが、残念ながら6敗目を喫しました。

1日休みを挟んで千葉マリンで行われる25日のホークス戦は何としても勝利して、嫌な流れを断ち切りたいところです。

vs西武 第18回戦

「唐川は優れた投球内容だった。失点した所もいい所に投げていた。打球も後一歩で野手が届きそうな当たりだった。

打線は昨日今日と元気が無かった。明後日は元気な姿を期待している。最後は井口を代走に出して振り出しに戻したかったが後一本出なかった。

大嶺は昨日から合流しているが、2軍でとても良い報告を受けている。来週の試合で登板予定だよ。

明後日からはマリンでの6連戦。夏休みも終わりだからいい試合をファンに見せたいね。」

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