2009.08.28 FRI
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vs東北楽天 第18回戦

昨夜は延長12回の死闘の末にホークスと引き分けて、3連戦を2勝1分としたマリーンズ。今夜はイーグルスを迎えての第18回戦です。

夏休み最後となる千葉マリンでの3連戦。先陣を切って8月21日のライオンズ戦以来、中6日の登板となる渡辺俊が先発マウンドに上がります。すると、持ち前の緩急をつけた投球が冴え渡り、イーグルス打線を5回まで2安打に抑え込み、得点を与えません。

イーグルスの先発・藤原を早い段階で攻略して渡辺俊を援護したいマリーンズ打線でしたが、3回まで毎回安打で走者を出しながらも後が続かず、得点を奪えません。

5回には1死から9番・橋本将が左中間に二塁打を放つと、1番・西岡が左前安打で続き、この試合初めての連打で1,3塁とします。しかし、2番・田中雅が中飛に打ち取られると、3番・井口も三振に倒れてあと一本が出ません。

中盤までは渡辺俊、藤原の両者がともに譲らぬ展開でしたが、6回、渡辺俊が1死から2番・渡辺直に甘く入った変化球を振り抜かれ、左翼席に1号ソロ本塁打を放たれて0対1と均衡を破られてしまいます。

反撃を見せたいマリーンズ打線は7回、先頭の7番・堀が左飛に倒れます。しかし、藤原の異変を感じたイーグルスのベンチから投手コーチがマウンドに向かって声をかけた直後、8番・早坂が初球の直球をすくいあげた打球は、逆風をもろともせずに左翼席に飛び込みます。早坂のプロ初本塁打は値千金の1号同点ソロ本塁打となり、1対1と追いつきます。さらに、2死から西岡が猛打賞を決める二塁打を放つと、藤原は降板。2番手・川岸に交代します。続く代打・福浦が四球を選び1,2塁としますが、続く井口が三振に倒れ、逆転には結びつきません。

直後の8回、渡辺俊は先頭の9番・小坂に四球を与えると、1番・リンデンの打球は遊撃手・西岡のグラブを弾く中前安打。無死1,3塁とされて、マウンドを2番手・内に託します。しかし、渡辺直に犠飛を放たれて1対2。再び1点差とされてしまいます。

すかさず同点、逆転を狙いたいマリーンズ打線はその裏、4番・大松が四球を選ぶと5番・ベニーが安打を放って無死1,2塁とします。ここで交代出場の6番・早川が犠打の構えから3塁線に転がした打球が内野安打になり、満塁のチャンスを迎えます。しかし、堀の代打で打席にたった神戸が三邪飛、早坂が浅い左飛に倒れて2死満塁とされると、3番手・有銘の前に橋本将が三振に倒れて、得点を奪うことができません。

9回は3番手・川崎が安打を放たれるものの、後を受けた4番手・荻野が気迫あふれる投球を見せて2者連続三振を奪い、最終回の攻撃に弾みをつけます。

しかし、その裏は西岡から始まる攻撃も4番手・福盛の前に3者凡退に倒れて1対2のまま試合終了。カードの初戦を勝利することはできませんでした。

先発の渡辺俊は7回0/3を121球、被安打4、奪三振2、与四死球3、失点2の好投を見せましたが、悔しい11敗目。10安打を放った打線は再三の好機にもあと一本が出ず、早坂の本塁打による1点のみに終わりました。

夏休み最後の3連戦。明日からは打線のつながりを見せつけて、マリーンズ野球の本領を発揮して勝ち越しを決めたいところです。

vs楽天 第18回戦

「先発の渡辺俊介は勝利をものにしてもおかしくない投球だった。8回の小坂への四球が痛かった。その後もゴロを打たせたがいいコースに飛んでしまった。それ以外は素晴らしいピッチングだった。

8回の攻撃で無死満塁で堀の所で神戸を代打に出したが、左打者の方がヒットの確立が高く、大量点に繋がると思った。

夏休みの試合も残り2試合。ファンも沢山来てくれるだろから、いい試合を見せたいね。

明日の先発は小野晋吾だよ」

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