2009.08.29 SAT
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vs 東北楽天 第19回戦

昨日は渡辺俊の好投と早坂のプロ初本塁打が勝利に結びつかず、接戦を落としたマリーンズ。2カード連続の勝ち越しのためには絶対に負けられない今日の試合の先発を、千葉マリンでの登板では自身5連勝中の小野に託します。

その小野が初回を危なげなく無失点で切り抜けると、今季マリーンズ戦0勝2敗のイーグルス先発・長谷部にいきなり襲いかかります。左前安打で出塁した西岡が暴投で2塁へ進むと、1死後、今日スタメンに復帰した3番・今江が右中間を破る適時二塁打を放ち、1対0と先制します。

しかし3回、小野がイーグルス打線に集中打を浴びます。2死からリンデンに右前安打を許すと、続く渡辺直の打球を右翼手・大松がダイレクトキャッチを試みるも捕球できず後ろに逸らし、これが適時三塁打となって、1対1。さらに鉄平に一塁線を破られる適時二塁打で1対2。イーグルス上位打線の3連続長短打で逆転されます。

マリーンズ打線も負けてはいません。4回、この回先頭の6番・里崎が左前安打で出塁すると、7番・大松が左中間をライナーで破る適時二塁打で、2対2。試合を振り出しに戻し、長谷部をマウンドから引きずり下ろします。さらに2番手・小山に対して1死後、代打・福浦が高めに浮いたスライダーを振り抜き、打球はマリーンズファンの待つ右翼席中段へ。福浦の7月19日ホークス戦以来となる3号2点本塁打で、4対2と逆転します。

逆転した直後の5回表、キッチリ抑えて流れをさらに引き寄せたいところでしたが、1死1,3塁から鉄平の左犠飛で4対3とされると、その後の2死1,2塁の場面で憲史に中前適時打を許して4対4。あっという間に同点に追いつかれてしまいます。

さらに6回、思わぬ形で失点します。1死2,3塁からリンデンの打球を左翼手・竹原が前進して落下点に入って1度はボールをグラブに入れるも落球。竹原の失策で4対5とリードを許します。

イーグルス中継ぎ陣の前に5回以降ノーヒットに抑えられていたマリーンズは、8回に大きな見せ場を作ります。2死から里崎、大松が連続四球を選んで1,2塁とし、ここで3試合欠場していたサブローを満を持して代打に送り、一方のイーグルスは6番手・福盛を投入します。しかし、サブローは初球の外角直球を引っ掛けて三ゴロに倒れ、チャンスをいかせません。

何としても追いつきたい9回の攻撃も、福盛に3者凡退に抑えられ、6回に奪われた1点のリードを最後まで取り戻せず、4対5で惜敗。2連敗となりました。
小野は5回、87球を投げ、被安打8、奪三振3、与四死球2、失点4という内容。2点のリードをもらって5回を迎えましたが、勝ち星を手にすることはできませんでした。

唐川が先発する明日の試合こそマリーンズの意地を見せ、夏休み最後の試合を何としても勝利で締めくくり、良い流れで9月につなげたいところです。

vs楽天 第19回戦

「今日は守備で3つミスが出てしまった。2つは外野で後はセカンド送球。守りのミスが敗因となった。

小野晋吾は5イニングを投げ通常より球数が多かった。彼の普段の投球は出来ていたと思う。リードを取って守りきれなかったのは残念。

サブローの状態はだいぶ良くなって来て、一打席は行けるという事だったので、一番ふさわしい場面で起用した。

明日は夏休み最後の試合。是非勝利を挙げられるようにベストを尽くしたい。

明日の先発は唐川侑己だよ」

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