2009.09.01 TUE
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vs 北海道日本ハム 第18回戦

2連敗のあと2日連続雨で試合が流れ、今日からは9月を迎えるということもあり、新たな気持ちでファイターズとの3連戦に臨むマリーンズ。9月を白星発進といきたいマリーンズの先発は、前回登板した8月25日のホークス戦で完投勝利を挙げている大嶺です。

その大嶺が初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりをみせると、ファイターズ先発・糸数に先制パンチを浴びせます。1番・西岡が甘く入った直球をたたき、打球は高々と舞い上がって右翼席最前列へ。西岡の10号ソロで1対0と幸先よく先取点を奪います。なお、この西岡の本塁打は今季5本目、球団新記録となる通算12本目の先頭打者本塁打となりました。

先制点をもらった大嶺ですが、2回にファイターズ打線に連打を浴びます。簡単に2死を取った後、小谷野に中越え三塁打を許すと、続く糸井に右翼線にポトリと落ちる不運な適時二塁打でまず同点。さらに、鶴岡に四球を与えて2死1,2塁とすると金子誠に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びて、1対2と逆転されてしまいます。

しかしその裏、マリーンズ打線がすかさず試合をひっくり返します。先頭の5番・今江が右前安打で出塁すると、1死後、7番・井口が外角高めのスライダーを逆らわずに弾き返し、右翼席へ運びます。井口の7月30日以来となる14号2点本塁打で3対2と逆転します。

さらに4回、糸数の制球の乱れにつけ込んでファイターズを引き離します。1死から福浦、井口、里崎が3連続四球を選んで満塁。すると、9番・橋本将が右中間を破る2点適時二塁打を放って5対2とします。

マリーンズ打線の勢いは、止まりません。
5回には先頭の3番・サブローが流し打ちで右翼席に運ぶ18号ソロ本塁打で6対2とし、先発・糸数をマウンドから引きずり下ろします。

さらに6回には2番手・榊原に対して1死から8番・里崎が左翼席上段へ運ぶ10号ソロ本塁打で7対2とリードを広げます。続く橋本将、西岡、早坂の3連打で満塁とすると、2死後、4番・大松が右前2点適時二塁打を放って、9対2と試合を決定づけます。

手厚い援護をもらった大嶺は、7回裏に2死満塁のピンチを迎えるも、坪井を渾身の直球で三振に切って取り、ピンチを脱します。大嶺はこの回でお役ご免。

8回は2番手・荻野が、9回は3番手・川崎が無失点に抑えて、9対2で勝利。主軸の一発攻勢と大嶺の好投で快勝し、ファイターズ戦の連敗を9で食い止めました。

大嶺は7回、109球を投げ、被安打6、奪三振5、与四死球3、失点2という内容で、3回以降は散発3安打で得点を許さず、自身2連勝となる4勝目を挙げました。

ここまで分の悪かったファイターズ戦での勝利で勢いに乗って、明日、明後日も首位・ファイターズをたたいてリーグを盛り上げるとともに、大型連勝へとつなげていきたいところです。

大嶺投手

笑顔でヒーローインタビューに応える大嶺
勝利のガッツポーズでファンと喜びを分かち合う
ファンとハイタッチを交わす大嶺

-今日のヒーローは見事な投球で4勝目、大嶺祐太投手です。おめでとうございます。

(大嶺)ありがとうございます。

-今日はファイターズの先発・糸数投手と沖縄対決だったのですけど、どのような気持ちでゲームに臨みましたか?

(大嶺)やっぱり同じ沖縄なので負けたくないという気持ちを持ってマウンドに上がりました。

-始まってみれば苦手な日本ハム打線を6安打2失点に抑えましたね。

(大嶺)そうですね。里崎さんのリードが良かったので抑えることが出来ました。

-今日は自身の投球のどこが良かったと思いますか?

(大嶺)チェンジアップが良かったので抑えれたと思います。

-前回は完投勝利。今回も苦手な日本ハムを相手に良い投球が出来ました。何かこの2試合で掴んだものはありますか?

(大嶺)前までは千葉マリンのマウンドに恐怖心があったのですけど、この2試合勝つことが出来て恐怖心はとれました。

-今日は打線の方もIT砲を含め大爆発と援護してくれましたね。

(大嶺)そうですね。ここ2試合は助けられているので、次に登板があればしっかり0で抑えたいと思います。

-大嶺さんの良い投球で対日本ハム戦は6月28以来の3勝目。このカードの連敗は9でストップしました。

(大嶺)連敗が止めれて本当に嬉しいです。

-今日から9月ということで終盤戦ですね。最後までの戦いの意気込みをお伝えください。

(大嶺)これからもチームのために一生懸命投げていくので応援よろしくお願いします。

-おめでとうございます。今日のヒーローは大嶺祐太投手でした。

vs日本ハム 第18回戦

「まず、西岡が先制ホームランで攻撃陣のペースを作ってくれた。井口のホームランは相手にリードを奪われた直後に取り返す大きなホームランだった。橋本将の満塁のチャンスでツーベースも大きかった。

大嶺はストレートが低めに決まり、チェンジアップが切れていた。大切な場面で必要なアウトを取る事が出来ていた。5回の坪井のダブルプレーは大きかったね。

ファイターズ戦の連敗が止まり、残り試合は連勝できるように明日もベストを尽くしたい。

明日の先発は小林宏之だよ。」

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