2009.09.05 SAT
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vs オリックス 第20回戦

前日の試合では序盤に許したリードを取り返せず、大敗を喫したマリーンズ。2カード連続勝ち越しのためには落とせない今日の試合の先発を唐川に託します。

先制したいマリーンズ打線は2回、バファローズ先発・平野の制球難につけ込みます。この回先頭の4番・大松、6番・橋本将が四球を選ぶと、続く7番・今江の左前安打で1死満塁。ここで8番・福浦が適時左前安打を放って、1点を先制します。しかし、続く塀内、早坂が連続三振に倒れ、ここは1点止まり。

先制点をもらった唐川は、その裏にピンチを迎えます。3連打を浴びて1死満塁とされますが、岡田、坂口を打ち取り無失点で切り抜けます。

ピンチを脱した唐川が、2番・阿部から始まるバファローズの3回の攻撃をこの試合初めての3者凡退に抑えてリズムを作ると、女房役・橋本将が唐川の好投に応えます。
4回、先頭の橋本将が甘く入ったカーブを右中間席最前列へ運び、橋本将の2試合連続となる2号ソロ本塁打で2対0。リードを広げます。

要所を締めて無失点に抑えていた唐川ですが、5回に一発を浴びます。簡単に2死を取った後、カブレラに甘く入ったカーブをすくい上げられた打球は、左翼席中段へ。カブレラの10号ソロ本塁打で2対1と詰め寄られます。

唐川に5月19日以来の5勝目をプレゼントしたいマリーンズは、7回に追加点を奪います。先頭の2番・井口が三塁打で出塁すると、3番・サブローがキッチリと中犠飛を放って、3対1と突き放します。

点差を広げたマリーンズは、8回から2番手・伊藤を投入。しかし、その伊藤は先頭のカブレラに四球を与えて降板し、3番手・内が登板します。内は、暴投で走者を進めてしまうと、1死後、フェルナンデスにしぶとく中前に適時打を運ばれ、3対2と追い上げられます。

何とか1点を死守したいマリーンズの9回のマウンドに上がるのは、シコースキー。しかし、そのシコースキーは、先頭の山崎浩に高めの直球を振り抜かれ、打球は左翼席に飛び込みます。山崎浩の2号ソロ本塁打で、3対3の同点に追いつかれます。

土壇場で試合を振り出しに戻されたマリーンズですが、10回に打線がつながります。先頭の橋本将が今季4度目の猛打賞となる右前安打で出塁すると、代走に田中雅を送ります。その田中雅を今江がキッチリ犠打で2塁へ送ると、福浦が右翼手・下山の右に運ぶ適時二塁打で、まずは勝ち越し。さらに、続く塀内が高めの直球を振り抜いた打球は、バックスクリーン右へ飛び込みます。塀内の価値ある2号2点本塁打で6対3。マリーンズの意地を見せ、点差を広げます。

3点をリードしたマリーンズでしたが、試合は簡単には終わりません。9回に続いてマウンドに上がったシコースキーが2死2塁から下山に右中間席に10号2点本塁打を運ばれ、6対5。1点差まで詰め寄られます。

しかし、最後は5番手・荻野が山崎浩を遊ゴロに打ち取って試合終了。辛くも逃げ切り、6対5で勝利しました。

唐川は7回、122球を投げ被安打6、奪三振7、与四死球2、失点1と好投しましたが、またもや5勝目はなりませんでした。

小野が先発する明日の試合も勝利して、2カード連続勝ち越しを決めたいところ。応援を続けるファンの思いに応えるためにも、残り25試合を一戦必勝で戦うのみ。

福浦選手

-今日のヒーローは、延長10回、今日2打点目となる勝ち越しのタイムリーを放った福浦選手です!

(福浦)ありがとうございます!

-延長10回にタイムリーを打った相手は、今日リリーフにまわってきた金子投手でしたが-

(福浦)とりあえずチャンスだったので、積極的にいこうと思いました。

-更に2打点目、4本目のヒットとなる活躍でしたが?

(福浦)まあ、たまたまでしたけど。

-先制点は福浦選手のバットからでしたが、唐川投手に嬉しい先制点のプレゼントでしたね?

(福浦)本当に満塁の場面だったので、なんとか先制点がほしかったので、良かったです。

-このスカイマークスタジアムではオリックス相手に7連敗中でしたが-

(福浦)みんなの力で何とか勝つことができて本当に良かったです。

-試合はまだまだ続きますが、明日以降どんな気持ちで試合にのぞまれますか?

(福浦)今日は暑い中沢山のファンが集まってくれたんで、まだまだこれから頑張っていきたいんで応援よろしくお願いします。

-今日のヒーローは先制タイムリー、そして勝ち越しタイムリーを放った福浦選手でした!

(福浦)ありがとうございます。

vsオリックス 第20回戦

「福浦、橋本、塀内と下位打線が素晴らしいバッティングを見せてくれ得点を挙げてくれた。

10回も福浦、塀内で勝利出来る得点を挙げてくれた。

先発の唐川は今日は思い通りにコントロールできていなかったが、勝負強いピッチングをしてくれた。
全力で投げていたので7回で交代し、リリーフ陣に託したが、勝利を付けて上げる事が出来なかった。

しかし、間違いなくチームを勝利へ導いてくれた投球内容だった。

明日も神戸でもう一試合。勝ち越して千葉に帰りたい。明日の先発は小野晋吾だよ」

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