2009.09.08 TUE
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vs 福岡ソフトバンク 第19回戦

9月に入り、2カード連続の勝ち越しを決めたマリーンズ。今夜は千葉マリンに戻って迎えるホークスとの第19回戦です。

連勝の勢いにのったマリーンズ打線は初回からホークスの先発・高橋秀に襲いかかります。1番・早坂が四球を選ぶと、2番・井口が外角高めの直球を風に乗せて右中間席に運ぶ17号2点本塁打。2対0と幸先良く先制します。

マリーンズの先発は、1回を無失点に抑えた9月4日のバファローズ戦以来、中3日の登板となる渡辺俊。1回から毎回得点圏に走者を背負う苦しい展開が続きましたが、要所を締めて3回までホークス打線に得点を許しません。

すると3回、2死から井口が再び外角高めの直球を風に乗せると、打球は右翼席前列に飛び込む放物線を描く18号ソロ本塁打。前の試合から3打席連続となるアーチで3対0と点差を広げます。

リードをもらった渡辺俊は4回、4番・小久保、5番・松中の連打で無死1,3塁とされると、6番・多村に適時二塁打を弾き返されて3対1とされます。なおも無死2,3塁とピンチが続きますが、巧みな投球でしのいで反撃を断ち切ります。

しかし6回、先頭・松中の安打と多村の四球、7番・長谷川の安打で無死満塁のピンチを背負うと、続く8番・田上に犠飛を運ばれて3対2と1点差に詰め寄られます。なおも2死後、1番・本多がたたきつけた打球は渡辺俊のグラブを弾く適時内野安打となって3対3と同点に追いつかれてしまいます。

すかさず反撃したいマリーンズ打線はその裏、代打・バーナムJr.と4番・大松の連打で1死1,3塁と2番手・佐藤を攻め立てると、3番手・藤岡から続く5番・ベニーが犠飛を弾き返して4対3。勝ち越し点をたたき出します。

このまま逃げ切りたいところでしたが7回、2番手・伊藤がマウンドに上がると、3番・オーティズの安打、小久保への死球と犠打で1死2,3塁とされます。続く多村の打球は左翼手・ベニーの前で弾む2点適時打となって4対5。瞬く間に逆転を許してしまいます。ここでさらに3番手・川崎が長谷川を遊ゴロ、田上を敬遠して2死1,2塁とすると、打席には代打・荒金が送られて4番手・内がマウンドへ。しかし、内が投じた初球の直球を荒金に振り抜かれた打球は左中間席に飛び込む1号3点本塁打となり、4対8と点差を大きく広げられてしまいます。

その裏、ホークスの4番手・水田の前に2死から早坂、井口の連打で1,2塁としますが、続くバーナムJr.が二ゴロに倒れて得点には結びつきません。

8回、9回は5番手・上野が懸命の投球でホークス打線を無失点におさえる快投を見せます。

しかし、8回は5番手・攝津、9回は6番手・大隣の前に打線が沈黙。いずれも3者凡退に倒れて4対8のまま試合終了。3連勝はなりませんでした。

先発・渡辺俊は、6回、119球、被安打9、奪三振6、与四死球2、失点3の投球内容でしたが、7月31日のイーグルス戦以来となる3勝目はあげられず、7回に逆転を許した伊藤が6敗目。

明日は今季ここまで対ホークス戦2勝0敗と相性の良い大嶺が自身の3連勝をかけて先発マウンドに上がります。5月28日以来、久々の登板となるホークスの先発・和田を打ち崩して援護したいところです。

vsソフトバンク 第19回戦

「渡辺俊介はピンチを作りながら踏ん張り、切り抜けていた。自分のボールは投げられていた。
最後の6回は投手ゴロをさばききれずに追い付かれてしまったが、それなりに内容は良かった。

7回には伊藤、川崎、内で5点を取られてしまったが、ホームランを打たれたボール以外は悪くなかったように見えた。

井口は本当に良く振れている。彼本来の右への大きな当たりが戻って来た。彼の活躍はチームが必要としている。残り試合でチームに大きく貢献してくれるだろう。

明日の先発は大嶺祐太だよ」

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