2009.09.13 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1
0
0
0
0
0
1
X
R
H
1
7
3
8

vs北海道日本ハム 第23回戦

昨日は唐川が8回2失点の好投で約4ヶ月ぶりのとなる白星。チームも4カード連続の勝ち越しで今季初の4連勝と好調のマリーンズ。
首位ファイターズを相手に、今季2度目の同一カード3連勝に挑む第23回戦です。

ファイターズの先発は8月21日以来の登板となった難敵・ダルビッシュ。実戦感覚を取り戻す前に、早めに先制点を奪いたいマリーンズ打線は、初回から襲いかかります。
1番・西岡が内野安打を放ち、2番・早坂の打席で初球から盗塁を決めると、早坂の犠打で1死3塁とします。ここで3番・福浦の飛球は左翼手・森本が前進しながら捕球。スタートを切った西岡は本塁に滑り込みますが、森本の返球と捕手・鶴岡のブロックの前に封殺されて先制機を逃してしまいます。

対するマリーンズの先発は9月6日のバファローズ戦以来、中6日の登板となった小野でしたが、1番・田中賢の内野安打と犠打で1死2塁とされると2死後、4番・高橋に適時打を運ばれて0対1と先制を許してしまいます。

すかさず逆転したいマリーンズ打線は2回、1死から5番・大松が安打を放ちます。しかし、続く6番・橋本将がとらえて右中間に弾き返した打球は中堅手・糸井に追いつかれると、続く7番・今江も倒れてここも得点を奪うことが出来ません。

その裏、小野は1死後、7番・糸井に二塁打を放たれると、続く8番・二岡には3塁線を破られる適時二塁打を浴びて0対2と点差を広げられてしまいます。

反撃を見せたいマリーンズ打線でしたが、3回以降はダルビッシュの前に足掛かりを作ることもできず、5回までいずれも3者凡退に倒れてしまいます。

小野も立ち直りを見せ、変化球で芯を外す巧みな投球を披露。3回以降はファイターズ打線に得点を許さず、2点差を保って逆転を待ちます。

6回、8番・里崎の鋭い打球がダルビッシュの足に当たる内野安打で出塁しますが、1死後、西岡が弾き返した鋭い打球も二塁手・田中賢の頭上を越えず、続く早坂も倒れてここも得点には至りません。

7回には1死から4番・井口が二塁打を放ちますが、大松、橋本将が打ち取られ、どうしても得点を奪うことが出来ません。

8回、球が浮き始めたダルビッシュを打線がついにとらえます。
1死から里崎が左中間フェンス直撃の二塁打を放つと、2死後、西岡が浮いた変化球を弾き返した打球は、今度は田中賢の頭上を越え、右中間を破る適時二塁打となって1対2。1点差に詰め寄ります。

しかしその裏。ここまで粘りの投球を見せてきた小野が2死から6番・小谷野に甘く入った変化球を左中間席に運ばれる9号ソロを浴びて1対3。再び2点差に広げられてしまいます。

最終回はファイターズの2番手・武田久に対して、失策と橋本将の安打で2死1,3塁と攻め立てますが、最後は今江が遊ゴロに倒れて試合終了。今季2度目の同一カード3連勝はなりませんでした。

8回を投げ切った小野は117球、被安打8、奪三振4、与四死球2、3失点の好投も及ばず悔しい7敗目。日曜日の登板時の連勝も5で止まってしまいました。

終盤にダルビッシュをとらえた打線も、2点差を跳ね返すまでは至らず、チームの連勝は4でストップしてしまいました。

しかし9月に入って8勝4敗、4カード連続で勝ち越しとチームは好調。勢いそのままに15日から千葉マリンで始まるライオンズとの3連戦も勝って、一気に上位進出を狙いたいところです。

vs日本ハム 第23回戦

「先発の小野は序盤に2失点したが、非常に良い出来だった。ミスは小谷野のホームランだけでそれ以外は優れた内容だった。

相手投手のダルビッシュは最高の出来ではなかったが、多彩な球種を投げ込まれバッターのリズムを崩されてしまった。良い当たりはしたが相手守備に阻まれてしまった。

今日は負けてしまったが、いい野球は出来ている。明後日からのマリンでのライオンズ戦でも良い野球でいい試合をしたいね」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート