2009.09.15 TUE
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vs 埼玉西武 第19回戦

13日のファイターズ戦には敗れたものの、9月に入ってから4カード連続で勝ち越し、8勝4敗と好調なマリーンズ。今日から23日までは9連戦となり、まずは4位・ライオンズを本拠地・千葉マリンに迎えての3連戦です。5カード連続勝ち越しに向け、先発マウンドに渡辺俊を送り込みます。

その渡辺俊は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりをみせると、マリーンズ打線がライオンズ先発・涌井を攻め立てます。
1死から2番・早坂が内野安打と悪送球で2塁に進むと、3番・井口が中前に適時安打を放って、1対0。今季4敗を喫している涌井から幸先良く先取点を奪います。

先制してもらった渡辺俊ですが、2回に追いつかれてしまいます。簡単に2死を取った後、G.G.佐藤の四球、原の左前安打で1,2塁とされると、銀仁朗にしぶとく中前に抜ける適時打を許して1対1。すぐさま追いつかれてしまいます。

しかし、その後は渡辺俊が得点を許さず。5回まで3安打1四球1失点に抑え、ライオンズ打線を封じ込めます。

すると5回、マリーンズ打線が渡辺俊の好投に応えます。この回先頭で打席に入った今季初出場の9番・角中が右中間を破る三塁打を放って、無死3塁。チャンスをつくって上位打線につなぎます。西岡、早坂は凡退しますが、井口が左前に適時打を運んで、2対1。井口の今日2本目の適時打で勝ち越します。

4回以降は3イニング連続で3者凡退におさえていた渡辺俊でしたが、7回に捕まります。先頭の石井義に右翼線を破られる二塁打を許すと、2死後、代打・上本に中前適時打を喫して、2対2。試合を振り出しに戻されます。

それでも、渡辺俊は8回表を3者凡退に抑えて、流れを引き寄せると、マリーンズ打線が8回にチャンスをつくります。
この回から登板した2番手・大沼に対して1死から7番・福浦が中前安打で出塁すると、すかさず代走・早川を送り、8番・今江には代打・塀内。バレンタイン監督が勝負に出ます。塀内は見事に期待に応えて右前安打を放ち、1死1,2塁とチャンスを広げます。しかし、続く角中が遊直、西岡が右飛に倒れて、勝ち越し点を奪えません。

9回もマウンドに上がった渡辺俊でしたが、先頭の中村に左中間を破られる二塁打を浴びると、代打・佐藤に犠打で走者を進められ、G.G.佐藤を敬遠して1死1,3塁となったところで降板。2番手・荻野にマウンドを託します。しかし、荻野は原に死球を与えて1死満塁とすると、上本にライトに犠飛を運ばれ、2対3。この試合初めてリードを奪われてしまいます。

何としても追いつきたいマリーンズは、9回1死から井口が四球で出塁します。しかし、4番手・星野の前に大松がフルカウントから三振に倒れると、スタートを切っていた1塁走者・井口も2塁で刺されて試合終了。2対3で惜しくも敗れました。

渡辺俊は8回1/3、126球を投げ被安打6、奪三振3、与四死球2、失点3という内容で、25のアウトのうち、実に16がフライアウト。持ち味の緩急をつけた投球でライオンズ打線を翻弄しましたが、12敗目を喫してしまいました。

これで2連敗となりましたが、5カード連続勝ち越しの可能性はまだ残っています。大嶺が先発する明日の試合こそ勝利して、何としても5カード連続の勝ち越しにつなげていきたいところです。

vs西武 第19回戦

「渡辺俊介は6回までいい形で投げる事が出来ていた。緩い球を効果的に投げていた。終盤は少しリズムを崩したが、良いピッチングだった。彼に勝ちを付けてあげられず残念だね。

打線は得点のチャンスは作ったが大事な所で、涌井にいい投球をされてしまった。特に西岡の打席は力が入っていた。今日一軍に登録された角中はファームでいい打席を送っていた。今日もスリーベースや四球を選ぶなどいい打席だった。今後も楽しみだね。

明日の先発は大嶺祐太だよ」

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