2009.09.19 SAT
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vs 東北楽天 第21回戦

序盤から中盤にかけて大量失点し、イーグルスとの3連戦初戦を落としたマリーンズ。6カード連続勝ち越しのためには落とせない今日の試合の先発を、唐川に託します。

試合は序盤、静かな立ち上がりとなります。イーグルス先発・青山に対して、1回2死から福浦、大松の連打で1,2塁とするも5番・ベニーが抑えられて先制機を逃すと、その後も5回まで毎回のように走者を出しながらも要所を抑えられて得点を奪えません。一方の唐川も丁寧に低めを突く投球で4回まで2安打に封じ込めます。

試合が動いたのは5回裏。ここまで好投を続けてきた唐川がつかまります。1死からリンデンに左中間フェンスを直撃する二塁打を許すと、中谷に左翼手・角中の頭上を越す適時二塁打を浴び、0対1。続く中村真にも中前に適時打を運ばれ、0対2。3連続長短打で2点を先制されてしまいます。

しかし、6回にすかさず反撃に出ます。3つの四球を選んで2死満塁とすると、7番・今江の右前2点適時打が飛び出し、2対2。青山の制球の乱れにつけ込み、試合を振り出しに戻します。

同点に追いついたマリーンズでしたが、その裏に思わぬ落とし穴が待っていました。山崎武の二塁打を足掛かりに無死満塁とされると、唐川はここで降板。2番手・川崎にマウンドを託します。何とかピンチを切り抜けたい川崎でしたが、草野に中前2点適時打を運ばれ、2対4。さらにリンデンに四球を与えて再び無死満塁とすると、3番手・伊藤がマウンドへ。しかし伊藤も、イーグルス打線の勢いを止められません。代打・セギノールの打球をさばいた二塁手・塀内の野選で2対5、さらに自らの暴投で2対6とされます。その後も、1死満塁から鉄平の二ゴロ間に1点、左翼手・角中の失策で2点を追加されると、憲史にも適時打を許して2対10。4本の長短打と3つの四死球にマリーンズのミスが絡んで、一気に8点を失います。

マリーンズは8回に意地を見せます。3番手・川岸から1死1塁の場面で今江が右中間席へ飛び込む9号2点本塁打が飛び出し、4対10。今江は、今日3安打4打点と気を吐きます。

しかし、反撃もここまで。最終回は3者凡退に倒れて、試合終了。4対10で敗れ、6カード連続勝ち越しはならず。
唐川は5回0/3、88球を投げ、被安打7、奪三振3、与四死球2、失点5という投球内容で7敗目を喫しました。
なお、この試合で7回に堀が通算350二塁打を達成しました。

小野が先発する明日の試合こそ勝利して同一カード3連敗を阻止し、前回対戦時には勝ち越しているホークスとの戦いにつなげていきたいところです。

vs楽天 第21回戦

「唐川は5回から制球を乱し6回も修正できなかった。自分の思った所に投げる事が出来ていなかった。彼本来のコントロールが無く、甘く入ったボールを痛打された。

満塁でマウンドに上がった川崎はゴロを打たせたがショートの僅か横を抜けてしまった。

これで楽天戦は7連敗になってしまったが、明日は止めなくてはいけない。

明日の先発は小野晋吾だよ」

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