2009.09.27 SUN
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vs オリックス 第24回戦

前日の試合では、西岡の先頭打者弾を皮切りに奪った6点を守りきって快勝したマリーンズ。今季初の5連勝が懸かる今日の試合の先発マウンドを、唐川に託します。

その唐川は初回、2本の安打を許して1死1,3塁とされると、ローズの左犠飛でいきなり先制されます。

しかし直後の1回裏、バファローズ先発・山本から2番・堀が右翼席ポール際へ4号ソロ本塁打を運んで、まず同点。2回には6番・ベニーが、またしても右翼席ポール際へ飛び込む7号ソロ本塁打を放って2対1。すかさずリードを奪います。

3回には、そつのない攻めで追加点を奪います。1番・西岡の左翼線を破る二塁打を足掛かりに1死3塁とすると、3番・福浦の三邪飛の際にタッチアップで3塁走者・西岡が判断良く本塁を陥れ、3対1。西岡の好走塁で追加点を奪います。

序盤に小刻みに得点を重ねたマリーンズは、4回には集中打で一挙4点を追加します。
1死から今江、南の連打で1,3塁とすると、9番・田中雅が左前適時打を放って、4対1。続く1死1,3塁の場面で、西岡が中犠飛を放って5対1。さらに田中雅が盗塁を決めて2死2塁とすると、堀の左中間を破る適時二塁打で6対1。そして3番・福浦も右中間を破る適時二塁打を放って、7対1と一気に突き放します。

毎回のように走者を許しながらも、5回には1死1,3塁から、6回にも無死1塁から併殺打に打ち取るなど要所を抑えていた唐川。しかし、7回につかまります。
2死から連打で1,2塁とされると、大村、北川に連続適時打を浴び、ローズにも不運な適時二塁打を喫して、7対5。たちまち2点差まで詰め寄られ、唐川はここでマウンドを降ります。
2死2塁の場面で登板した2番手・根本も後藤に左前安打を許して1,3塁とされると、小瀬の不運な適時内野安打で7対6。
何とか反撃を食い止めたいマリーンズベンチは、続く2死1,2塁の場面で、3番手・内を投入。しかし、その内が横山に左翼線へ適時二塁打を運ばれ、7対7。ついに試合を振り出しに戻されてしまいます。

思わぬ展開で同点に追いつかれた後、4番手・荻野の好投で8回、9回と得点を許しませんが、マリーンズも得点を奪えず、7対7のまま試合は延長戦にもつれ込みます。

延長戦に入ってからは、マリーンズ5番手・シコースキーとバファローズ6番手・金子の投げ合いで両チームとも得点なく、延長12回へ。

そして、12回にマウンドに上がるのは、6番手・伊藤。その伊藤は2死1,2塁から山崎浩に左前安打を許しますが、この回から守備に入った左翼手・角中の本塁への好返球で、2塁から一気に本塁を狙った小瀬は本塁寸前タッチアウト。角中の好送球でピンチを切り抜けます。

千葉マリンでの日曜日最後の試合を勝利で飾りたいマリーンズは、1死から西岡が左翼線を破る当たりで激走をみせ、一気に3塁を陥れます。続く堀がスクイズを試みますが、これが一飛となり、3塁走者・西岡が戻れず試合終了。両チーム合計33安打14得点の乱戦は、7対7のまま引き分け、惜しくも同一カード3連勝ならず。

唐川は、6回2/3、117球を投げて、被安打13、奪三振4、与四死球0、失点6という内容で中盤まで試合をつくりましたが、残念ながら6勝目を逃しました。

この後、1日の休みを挟んで、29日に敵地・西武ドームに乗り込んで対戦成績12勝9敗のライオンズ戦に臨むマリーンズ。ライオンズ戦の勝ち越しを決めるとともに、連勝をさらに伸ばしていきたいところです。

vsオリックス 第24回戦

「とてもハードな試合だった。

4回の攻撃は沢山ヒットを打って、沢山得点する事が出来た。

先発の唐川はそれほど調子は良く見えなかったが、6回までは良いピッチングだった。7回は少し疲れか後一つアウトを取る事が出来ず投げ切れなかった。

最後はチームの勝利のためスクイズを2度試みたが成功しなかった。

今は良い野球が出来ている。残り6試合もこのまま戦いたいね」

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