2009.09.29 TUE
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vs埼玉西武 第22回戦

千葉マリンでのバファローズとの3連戦を2勝1分けで勝ち越し、西武ドームに乗りんでの第22回戦です。

今季2度目の対戦となったライオンズの先発・石井一に対して、マリーンズ打線は初回から攻め立てます。1死から2番・堀が遊撃手・中島の失策で出塁すると、3番・福浦の内野安打、4番・大松の19試合連続となる安打で満塁とします。
ここで5番・里崎が押し出しの四球を選んで1対0と先制に成功します。さらに続く6番・今江の打球はセカンドへのゴロ。これを処理した二塁手・片岡のグラブトスが山なりになり、1塁走者・里崎は封殺されるものの、今江は1塁に駆け込んでセーフ。併殺崩れとなる間に福浦が生還。2対0とします。
なおも2死1,3塁と続く好機に7番・南が右中間に2点適時二塁打を弾き返して4対0と大きく点差を広げます。

続く2回は9番・早坂が安打で出塁すると、暴投で2塁へ、さらに1番・西岡の二ゴロで3塁に進むと、堀の一塁手・石井義へのゴロで本塁に突入。捕手・銀仁朗のタッチをかいくぐって生還。持ち前の俊足を見せて5対0と1点を追加します。

援護をもらったマリーンズの先発・小野は2回に反撃を受けます。4番・中村への死球と、5番・石井義への四球で無死1,2塁とされます。続く6番・G.G.佐藤を併殺打に打ち取って2死3塁としますが、7番・大崎に適時二塁打を浴び5対1。点差を縮められてしまいます。

しかし4回、マリーンズ打線がまたも石井一を足で揺さぶります。8番・田中雅と西岡が四球を選ぶと、重盗を決めて1死2,3塁とします。すると、堀が2点適時打を放って7対1。効率よく1安打で2点を追加します。

5回にはライオンズの2番手・木村に襲いかかります。1死から今江が安打と暴投で2塁に進むと、南がバックスクリーンへ豪快な3号2点本塁打をたたき込み、9対1。
さらに田中雅が四球で出塁すると、続く早坂が右中間に適時三塁打を放って1点追加。なおも2死から堀が適時内野安打を放ち、11対1と点差を10点に広げます。

小野は3回以降はテンポ良い投球を展開。6回までを4イニングス連続で3者凡退に切って取り、ライオンズ打線を全く寄せ付けません。

しかし7回、3番・中島に安打で出塁されると、続く中村には甘く入った球を左翼席に運ばれる45号2点本塁打を浴び、11対3とされます。
さらに続く石井義にも安打を許しますが、続くG.G.佐藤を併殺打、大崎を三振に切って取り、反撃ムードを見事に断ち切ります。

すると8回、勢いに乗るマリーンズ打線はライオンズの4番手・松永を攻め立てます。堀、福浦が連続四球で出塁すると、続く大松の右翼手・赤田への飛球でタッチアップからそれぞれ進塁。1死2,3塁とします。すると2死後、今江の2点適時打で二者が生還。またも1安打で2点を奪い、13対3と再びリードを10点に広げます。

攻撃の手を緩めない打線に大量援護をもらった小野は自らの投球を取り戻し、8回、9回とライオンズの攻撃を3者凡退に封じ込め、13対3のまま試合終了。カード初戦を制しました。

小野は9回を111球、被安打5、奪三振5、与四死球2、失点3で今季2度目の完投勝利。勝ち星先行となる8勝目をあげました。

着々と得点を積み重ねて12安打で13得点を放った打線も小野を力強く援護。投打がガッチリと噛み合った試合運びで今季初の5連勝を決めました。

これで対ライオンズ戦は13勝9敗。今季の勝ち越しを決めました。
この勢いで最終戦まで勝ち続けたいチームは、まずは明日の試合も制して3カード連続の勝ち越しを決めたいところです。

南選手

-今日は見事な活躍をしました、南選手に来ていただきました。おめでとうございます。

(南)ありがとうございます。

-南選手がですね、こちらにヒーローインタビューに来たときに、「やった南選手だ!」という声があちこちからあがりましたよ。

(南)ありがとうございます。嬉しいです。

-今日は、4打点という活躍、ホームランもありました。手ごたえはいかがだったですか?

(南)必死にやってるだけなんで、いい結果につながって嬉しいです。

-最初の一回のタイムリー2ベースは、まさに石井一投手に引導を渡すと言ってもいい3点目、4点目の貴重なタイムリーになりましたね。

(南)そうですね。あれで勢いに乗っていけたんで良かったです。

-それから、5回のホームランはセンターバックスクリーンですよ。

(南)芯に当たってくれたんで、行くかなと思ったんで良かったです。

-今シーズン第3号ホームランの手ごたえはいかがだったですか?

(南)良かったです。気持ちよかったです。

-本当に南選手は、ホームラン率が高いですよね?

(南)いや、たまたまです。

-そんなにホームランって意識してないですか?

(南)そうですね。ヒットの延長にホームランになればいいと思って。

-残りの試合、まだアピールする場面が多々あると思いますが、どういうプレーを見せていきましょうか?

(南)そうですね。残り試合が少ないんで、来年につながる様に必死にやっていきたいと思います。

-じゃあ、最後にですね。ロッテファンの皆様がたくさん残っているのでメッセージお願いします。

(南)残り試合すくないですが、応援よろしくお願いします。

-今日は見事な4打点の活躍、ホームランも打ちました南選手でした。

vs西武 第22回戦

「今日はどのバッターもリラックスしていい打席を送っていた。
チームが結束していい戦いが出来たね。

特に南は第一打席は追い込まれてからコンパクトに右中間に弾き返した。ホームランも完璧に捉えバックスクリーンに放り込んだ。良いバッティングでこれからも素晴らしい野球人生を続けてくれるだろう。

先発の小野は今年投手陣でもっとも安定してる。常に最大限の力を出した投球をしてくれる。
シーズンの最初に運があれば12勝5敗ぐらいの成績を残していただろう。

明日もチーム一丸で良い野球をしたいね。

明日の先発は小林宏之だよ」

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