2010.03.12 FRI
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vs埼玉西武 第1回戦

開幕カードでもあたるライオンズが対戦相手となった今日のオープン戦。相手に苦手意識を与えておくためにも、勝利が期待されます。先発のマウンドには経験豊富なベテラン・小野が上がりました。

その小野は走者を出しながらも打たせて取る投球で序盤2回を無失点に抑えると、このリズムに打線がすぐさま乗ります。2回、先頭・金泰均が右前安打を放ち、2死1塁から7番・福浦がファンの待つ右翼席にオープン戦第2号2点本塁打を叩き込み、2対0と先制に成功します。

直後の3回表に原の適時二塁打で1点を返されますが、好調な打線は今日も健在。3回裏、先頭の9番・今江の中越二塁打、続く1番・西岡が相手の意表を突くセーフティーバントでチャンスを生み出すと、ここから荻野貴、金泰均、サブローと3本の適時打が飛び出し、この回計4得点。3試合連続で2ケタ安打を放つなど勢いに乗っている攻撃力で圧倒し、6対1と点差を広げます。

4回表、小野は1死1,2塁から石井義に2点適時三塁打を許して6対3とされますが、マリーンズの勢いはまだまだ止まりません。6回裏、2死2,3塁から迎えた西岡が真ん中の甘い球を見逃さず振り抜いた打球は右翼席一直線。オープン戦1号3点本塁打で9対3とします。

続く5回、小野はこの回も走者を背負いますが要所を締める投球で無失点に抑え、6回から継投した新戦力・川越も、ライオンズ打線を3人で抑える投球。5回以降相手のスコアボードに0を刻んでいきます。

その後8回、8番・里崎の打球が三重殺になってしまうなどの不運なプレーもあり追加点を奪えませんでしたが、6点のリードがあれば川越には十分。1死から初めての走者を許すも、次打者の後藤を落ち着いて併殺打に仕留め試合終了!

打線は福浦の2号2点本塁打で先制に成功すると、その後も安打を重ね、金泰均の3安打猛打賞など12安打9得点。5回3失点と粘り強い投球を続けた小野にはオープン戦初勝利が、そして4回を被安打1、無失点の好投を披露した川越にはオープン戦初セーブが記録されました。

投打がかみ合い、開幕対戦相手のライオンズに対して完勝を決めたマリーンズ。残り8日と迫った開幕戦でも今日のような見事な試合展開を見せてほしいところです。

vs埼玉西武 第1回戦

「2番手で投げた川越は素晴らしい投球を見せてくれた。今は先発として考えている。制球が安定しているから、先発、中継ぎと何処でも任せられる。自分の中ではキャンプ中から構想として入っていた。

里崎はバッティングでは結果が出ていないが、守備ではしっかり投手をリードしてくれている。6回にはしっかりバントを決め得点に繋げてくれた。

今江は昨日試合後の特打で感覚を取り戻したと報告を受けていた。その通りのバッティングを見せてくれた。最後のピッチャーライナーも良い当たりだった。

西岡は進塁打の場面で素晴らしいセーフティーを決めてくれた。その結果ビックイニングになったね。

明日も良い攻撃を期待している。明日は東京ドームでファイターズとの試合。明日の先発予定は成瀬善久だよ」

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