2010.03.14 SUN
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vs 東北楽天 オープン戦第1回戦

オープン戦も残すところあと2試合となったマリーンズ。試合前には新加入選手のお披露目も行われ、スタンドからの温かい拍手と声援に応え、気持ちを新たにしました。開幕に向けて弾みをつけるためにも大事なこの試合、先発のマウンドには渡辺俊が上がりました。

その渡辺俊は素晴らしい天候の下で緩急自在の投球が冴え、2塁すら踏ませない完璧な投球を披露。味方の好守にも助けられ、イーグルス打線に付け入る隙を与えません。

しかし一方の打線も、序盤に制球の定まらないイーグルス先発・田中の前に走者こそ出すものの、決め手となる一打を放てず。試合は両チーム無得点のまま中盤へと突入します。

すると迎えた6回、まずはマリーンズが試合を動かします。先頭の5番・大松が四球を選び、直後に犠打で2塁へ進むと、7番・福浦が放った打球は左中間方向へ。これが適時打となり、1対0と先制に成功します。

7回からは2番手・服部が登板し、イーグルスの中軸を3者凡退に抑える投球を披露して、勝利への道筋を作りますが、8回、3番手・マーフィーがつかまり、2死から内野安打に失策も絡んで3塁まで進まれると、聖澤に中前適時打を許し、1対1。同点とされます。

直後の攻撃で無死1塁から4番・金泰均の左翼フェンス直撃となる適時二塁打が飛び出して、2対1とすぐさま勝ち越しに成功し、なおも1死3塁から途中出場の早坂が犠飛を放って1点を追加。3対1としますが、最終回、代わった5番手・薮田が2死までこぎつけるも、大廣に左翼席へのオープン戦第1号の2点本塁打を運ばれて3対3。試合はまたも振り出しに戻ります。

しかしその裏、オープン戦ながら2万人を超える観衆にも後押しされて打席に入った里崎が放った打球は、マリーンズファンの待つ右翼席へ。里崎のオープン戦第1号ソロ本塁打で、4対3。サヨナラ勝ちを収めました。

6回を79球、被安打2、奪三振3、与四死球0で無失点に抑えた渡辺俊の完璧な投球と、終盤で点を取られてもすぐに取り返す打線が、劇的な勝利を呼び込みました。

オープン戦も16日に千葉マリンで迎えるカープ戦を残すのみ。いい試合運びを見せ、20日の開幕に向けてさらなる上昇気流を作りたいところです。

vs 東北楽天 第1回戦

「先発の渡辺俊介は素晴らしい投球内容だった。ストライク先行で自分のリズムで投げる事が出来ている。安定しているね。開幕へ向けて準備が出来ている。

攻撃陣は相手投手の田中にチャンスは作るが後一本が出なかった。しかし、田中に対して苦手意識は無い。昨日の、ダルビッシュ、今日の田中に対してもいい物を見せる事は出来たと思う。

荻野貴は2番バターとしていい仕事をしてくれている。セーフティーバントも素晴らしかった。ああいうプレーが出来るのは大きい。

里崎はここ何試合かで調子が上がってきたので、今日も最高の場面で最高の結果が出た。キャンプから取り組んできた事が結果として表れてきている。里崎にはまず、キャッチャーとして守備を第一に考えているから、彼のバットが元気だとよりチームの勝利が増えてくるだろう。

今日は沢山のファンも来てくれ、応援も力になった。感謝している。

明日は一日ゆっくりしてリフレッシュしたいね。

オープン戦も残す所、明後日のカープ戦のみだね。いい試合をして開幕へ繋げたい」

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