2010.04.14 WED
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vs北海道日本ハム 第5回戦

昨夜は延長にもつれ込んだ試合を、代打・福浦の劇的な勝ち越し本塁打で制したマリーンズ。今夜は一気にカード勝ち越しを狙い、4月7日のホークス戦で完封劇を見せた大嶺を先発マウンドに送り込みます。

その大嶺は初回、いきなりファイターズ打線につかまります。2つの四球などで2死1,2塁とされると、二岡に中前に運ばれる適時打を浴び0対1。先制を許します。

しかし、今夜はマリーンズ打線が強力にバックアップします。初対決となったファイターズの先発・カーライルに対して2回、5番・大松が右翼フェンス直撃の安打を放つと、続く6番・サブローが左中間席最前列に運ぶ3号2点本塁打を放って2対1。あっという間に逆転に成功します。

4回も再びカーライルに襲いかかります。4番・金泰均の内野安打、大松の右翼フェンス直撃の安打などで1死満塁とすると8番・的場が押し出しの四球を選び3対1。続く9番・今江が中犠飛を放って4対1と得点を重ね、試合の主導権を握ります。

援護を受けた大嶺は2回以降、尻上がりに調子を上げていき、3回から6回まで相手打線に安打を許さない投球を見せ、得点を与えません。7回も、2死から糸井に3塁線を破る二塁打を放たれ、続く紺田には三遊間に鋭い打球を飛ばされますが、すばやく反応した遊撃手・西岡がグラブをいっぱいに伸ばしてつかむ好守を見せて無失点。バックも守りで大嶺をもり立てます。

追加点を奪いたい打線は8回、先頭の3番・井口が中前安打で出塁すると、金泰均が左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、井口が還って5対1。さらに、5番・大松も猛打賞を決める右前安打で続くと1死1,3塁から7番・神戸が一二塁間を鋭く破る右前適時打を放って6対1とダメ押し点を奪います。

大嶺は、最終回も1死から中田に四球を与えますが、後続を断って6対1のまま試合終了。チームの3連勝に完投で花を添えました。

9回を投げ抜いた大嶺は155球、被安打3、奪三振4、与四球6、失点1の投球内容で2勝目。キャンプで数多くの球を投げ込んだ成果を遺憾なく発揮しました。

序盤、中盤、終盤に2点ずつを奪う効果的な攻撃を見せた打線も、5試合連続の2ケタ安打となる10安打を放ち、札幌ドームでのカード勝ち越しを決めました。

これで貯金を9にのばしたマリーンズ。明日も勝ってカード3連勝、そして貯金を2ケタ10個の大台に乗せ、千葉マリンに戻りたいところです!!

大嶺投手

-中盤以降は自信を持って投げている印象でしたが、いかがでしたか?

(大嶺)今日は調子自体はあまり良くなかったですけど、チェンジアップが良くどうにか抑えられたので、自信を持って投げようと思い投げました。

-今シーズンのマリーンズのピッチャーは、打線への信頼が厚いように見えるのですが?

(大嶺)最少失点で抑えれば、打線がどうにかしてくれるんじゃないかという気持ちはありますね。

-去年の対戦成績を考えると、ファイターズは苦手意識があるのかと思いましたが、今年はどうでしょうか?

(大嶺)去年は去年です。今年は良い形で印象づけることができたので、本当に良かったと思います。

-札幌ドームのライトスタンドは大いに盛り上がっていますが、全国のマリーンズファンに向けて一言お願いします。

(大嶺)これからもチームのために一生懸命投げ、貢献していきたいと思います。応援よろしくお願いします。

-今日のヒーローは大嶺投手でした。ありがとうございました。

(大嶺)ありがとうございました。

vs北海道日本ハム 第5回戦

「大嶺は初回は不安定だったが、サブローの2ランですぐに逆転してくれたのが大きかった。

今日は中継ぎを休ませたかったので、交代するつもりは無かった。本当によく投げきってくれた。チームにとって大きな一勝だね。

神戸は一本ホームランが出てから気持ちが楽になり、自分のスイングが出来ている。彼はよく練習をするし、ベンチでも大きな声を出してくれている。

日々の積み重ねの結果。今日は1,2番で1安打だったが、他の選手がカバーしてくれた。

今日の勝利で貯金9になったが、まだ20試合を終えたばかり。とにかく、一試合一試合同じ気持ちで戦う。

ここまで、連敗が無いのが大きいね。選手がよくやってくれている。常に準備をしている結果。

これからも、ベストを尽くしいい戦いをしていきたい。

明日の先発は川越英隆だよ」

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