2010.04.18 SUN
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vs オリックス 第5回戦

前日はサブローの通算1000本安打となる本塁打などで中盤に相手を引き離し、投げては成瀬が今季初完封と投打がかみ合って勝利したマリーンズ。今季最多となる6連勝が懸かる試合のマウンドを、渡辺俊に託します。

その渡辺俊、前回登板では序盤でマウンドを下りることとなった悔しさをぶつけるように、丁寧な投球で相手打線を打ち取り、付け入る隙を与えません。5回まで許した安打はわずかに1。風を味方につけてスコアボードに0を並べます。

渡辺俊を援護したい打線でしたが、バファローズ先発・木佐貫に対し、こちらも5回まで放った安打は1。四球などで何度も得点圏に走者を進めますが、なかなかあと一本が出ず、投手戦となった試合はこう着状態のまま中盤へと突入していきます。

試合が動いたのは6回。ここまで好投を続けてきた渡辺俊は安打と犠打などで2死1,3塁とピンチを迎えると、ラロッカに左前適時打を許し0対1。先制されてしまいます。

しかし、先制を許しても巻き返すのが今年のマリーンズ。その裏、先頭の1番・西岡が四球を選んで犠打、タッチアップで3塁まで進塁すると、4番・金泰均が左前への適時打を放ち、すかさず同点に追いつきます。

この勢いで一気に勝ち越したいところでしたが終盤8回、渡辺俊はよもやの一発を浴びます。1死からラロッカに甘く入った変化球を振り切られ、打球はそのまま左翼ポール付近に飛び込んでしまい1対2。5号ソロ本塁打で勝ち越しを許してしまいます。

追いつきたい打線は8回裏、2つの安打などで2死1,3塁と一打同点、一発が出れば一気に逆転という場面を迎えましたが、後続が打ち取られ無得点。すると9回表、2つの四球などで2死1,2塁とされ、カブレラに左前適時打を浴びて1対3とリードを広げられます。

しかし最後まで勝利を諦めないマリーンズ。9回裏、安打と四球などで2死1,2塁とすると、2番・荻野貴の適時二塁打で2対3。さらに続く井口が四球を選んで2死満塁とし、ここで同点の適時打を放った金泰均が打席に入りましたが、遊直に倒れ試合終了。連勝は5でストップしてしまいました。

9回に粘り強い攻撃で1点差に迫り、一打サヨナラの場面を迎えましたが、惜しくも敗れてしまったマリーンズ。しかし、気を落としている暇はありません。気持ちを切り替え、明後日から迎えるイーグルス3連戦で、再び勝利を積み重ねていきましょう!

vs オリックス 第5回戦

「あと一本及ばなかった。最後までいい粘りを見せてくれた。8、9回の一点ずつは防いで欲しかった。

先発の渡辺俊介は一番やってはいけないホームラン。反省しないといけない。好投していただけに、勿体無い一球になってしまった。

今年は全部の試合で最後まで諦めずに戦ってくれている。今日も後一本だったね。

明日は一日ゆっくり休んで、明後日からの楽天に備えて欲しい。明後日からの3連戦は変則で選手達も厳しいと思うが、いい形で千葉に戻って来たいね」

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