2010.04.21 WED
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vs 東北楽天 第5回戦

投手陣が崩れ、開幕24試合目で今季初の連敗を喫してしまい、更新中の球団記録がストップしてしまったマリーンズ。連敗を止めて再び連勝街道を突っ走っていきたいところ。今季初の地方球場となる郡山総合運動場開成山野球場の先発のマウンドには、開幕から自身2連勝中のベテラン・小野が上がりました。

その小野は初回、四球で走者を出すものの変化球を交えた投球で後続を抑える上々の立ち上がりを見せます。

すると小野の投球に応えるかのように、打線がイーグルス先発のルーキー・戸村に襲いかかります。1番・西岡が四球で出塁すると、2番・荻野貴が犠打で1死2塁とした後、3番・井口の適時二塁打で1点を先制。さらに4番・金泰均の適時二塁打、7番・福浦の適時打などで計4点を奪い、新人相手にプロの洗礼を浴びせ、序盤からマリーンズペースで試合を進めることに成功します。

先制点をもらった小野は、その後毎回のように走者を出しますが、変化球を緩急つけてコースに投げ分ける持ち前の投球術で後続を抑え、バックを安心させるようなピッチングを披露します。

さらに差を広げて勝利に近づきたいマリーンズ打線は、7回に金泰均が安打で出塁し、2死2塁から6番・サブローが右前へ適時打を放って1点を追加し5対0とします。

投手陣も5回でマウンドを下りた小野の後を受けた2番手・マーフィー、3番手・伊藤、4番手・薮田と繋ぎ、8回まで無失点リレー。中継ぎ陣の安定ぶりを見せ付けると、9回には井口の二塁打などで無死1,2塁とし、大松の適時打で6対0。点の欲しいところでしっかりと取る、今年のマリーンズ野球がこの試合にも表れる形となりました。

そして最後は守護神・小林宏が先頭に安打を許すも、落ち着いた投球で後続を抑え、ゲームセット。先発の小野は5回を投げて76球、被安打2、奪三振4、与四球2、無失点で自身3連勝を飾り、3勝目を挙げました。

打っては先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を挙げ、投げては5人の投手リレーでスコアボードに「0」を並べて、イーグルスを投打で圧倒しました。連敗を2で止めて、1日で貯金は再び10に。東京、郡山、仙台と移動ゲームのカードですが、明日の試合も勝利して、貯金を増やしていきたいところです!

井口選手

-まず先制の場面ですけれども、先頭バッターが出て、そして送って、良い場面で打席が回ってきましたね。

(井口)今年は剛(西岡)がしっかり出て荻野貴が送ってくれて得点圏という場面が非常に多いので、そういう意味で今日は先制出来て良かったと思います。

-3回のセンターオーバーの2ベース、手応えはいかがでしたか?

(井口)風に乗った感じで上手くフェンスまで行ってくれたという感じです。

-そしてその後も2ベースがもう一本出ましたけれども、今シーズンここまでリーグトップの16本の2ベース。長打も3番としてよく出てますね。

(井口)そうですね。今年は本当に繋ぐ野球。後ろに金泰均も居ますし、サブ(サブロー)も居るので、しっかり繋ごうと思って打席に入ってる結果だと思います。

-そしてチームも再び2ケタの貯金10にのせました。ここまでの勢い、そして力強さどう感じますか?

(井口)そうですね。昨日連敗してしまったんですけれども、こういう形でしっかりと勝てたので、また明日からがんばっていきたいと思います。

-そして井口選手にとってはこの福島県は去年も訪れたという思い入れのある場所ですよね。

(井口)そうですね。毎年福島には足を運ばせてもらって激励させてもらってるので、行った施設の子とかも今日はたくさん来てくれているので良い結果を出せて良かったと思います。

-そしてチームも再び2ケタの貯金となりました。今後の勢いも含めてマリーンズファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(井口)とにかく1試合、1試合全員野球でがんばっていきたいと思いますので、また熱い応援よろしくお願いします。

vs 東北楽天 第5回戦

「先発の小野は左でん部のハリで交代した。この寒さだし、大事を取り交代した。早めの継投に出たよ。

リリーフ陣もみんないい投球をしてくれた。よく繋いでくれた。

井口は調子がいいね。西岡が出塁して荻野が送り、得点圏に進めたら何とかしてくれると思った。

ホームランはそのうち出るだろう。今はコンパクトにつなぎのバッティングをしてくれている。頼りになるバッターだね。

今日は投打に心配のないゲームだった。ナイスゲームだよ。選手がしっかり準備して戦ってくれた。

明日も勝って、いい形で千葉に帰りたい。明日の先発は大嶺祐太だよ」

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