2010.04.23 FRI
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vs福岡ソフトバンク 第4回戦

21日のイーグルス戦に快勝して今季初の連敗を2で止めたマリーンズは、本拠地・千葉マリンに戻ってホークスとの3連戦を迎えます。先発のマウンドには、昨夜の雨天中止によりスライド登板となった大嶺が雨の降る中上がりました。

しかし初回、1死から本多に右越三塁打を放たれ、続くオーティズの打球は左翼フェンスを直撃する適時二塁打。0対1と先制を許してしまいます。

その裏、ホークスの先発・杉内に対して1番・西岡が右前安打を放つと、続く2番・荻野貴の犠打と3番・井口の四球で1死1,2塁としましたが、後続が倒れて得点を奪えません。

すると大嶺は3回、2死から小久保に4号ソロ本塁打を左中間席に運ばれ、0対2と点差を広げられてしまいます。

早い段階で逆転を狙いたいところでしたが、2回から5回まで、杉内にわずか2安打におさえこまれ、2点を追いかける展開で試合は後半を迎えます。

しかし6回、大嶺が先頭のオーティズに四球を与え、さらに連打で無死満塁とされると、李ボム浩に左前適時打を運ばれて0対3。さらに、松田には左越2点適時二塁打を放たれ、0対5とされてしまいます。

7回は、2番手・古谷が今季初登板。テンポ良く2死まで奪いましたが、連続四球を与えて2死1,2塁とされてしまいます。ここで、3番手・大谷がプロ入り初のマウンドに向かい、小久保を左飛に打ち取ります。大谷は8回も堂々としたマウンドさばきを見せ、わずか5球で3者凡退に抑えます。

するとその裏、杉内に対して打線が意地を見せ、8番・里崎の四球と西岡の猛打賞となる内野安打などで2死1,2塁とします。ここで井口が甘い変化球を振り抜いた打球は雨空を切り裂いて左中間席へ。待望の今季第1号3点本塁打が飛び出し、3対5と2点差に詰め寄ります。

9回は4番手・マーフィー、5番手・伊藤の継投で封じ、最後の攻撃での大逆転劇へ舞台を整えます。

その裏、3番手・馬原に対して2死から代打・福浦が四球を選び、一発が出れば同点の場面を迎えましたが、里崎が三振に倒れて3対5のまま試合終了。大嶺は6回を78球、被安打10、奪三振2、与四球1、失点5で今季初黒星。打線は終盤の反撃を見せましたが、逆転には結びつきませんでした。

しかし、雨の中で点差が開いた中でも最後まで勝利をあきらめない戦いは、明日以降にも繋がります。チーム一丸となって連勝して、まずはカード勝ち越しを狙いましょう!!

vs福岡ソフトバンク 第4回戦

「大嶺はボールが高いし、甘かった。寒さは相手も一緒。3点以内で我慢してくれたら、今の打線だったら一気にいけるんだけど。もうひと踏ん張りして欲しかった。

井口の3ランは次に繋がるホームラン。やっと、一本出たね。

大谷は次に繋がる投球。きっちり結果を積み重ねていったら、勝ちゲームでの登板もあるだろう。

気持ちを切り替えて明日だね。明日の先発は成瀬善久だよ」

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