2010.04.25 SUN
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vs福岡ソフトバンク 第6回戦

ホークスを相手に接戦で連敗を喫したマリーンズ。カード3連敗は避けたい一戦に、今季初めて公式戦で3rdユニフォームを着用して臨みました。

4月15日以来の登板となった先発・川越は初回、先頭の川崎に内野安打を放たれますが、後続を打ち取り無失点で滑り出します。

するとその裏、ホークス先発・大隣に対して1番・西岡の右前安打と、2番・荻野貴の犠打、さらに試合前に日本通算1000安打の表彰を受けた3番・井口の四球で1死1,2塁とします。ここで4番・金泰均は三遊間を破る適時打。1対0と先制します。

2回は1死から川越が先頭の多村に安打を放たれると、急遽マウンドには2番手・大谷が登場。大谷は得点圏に走者を背負いますが、「心も体もいつでもいける準備はしていた」との言葉通り落ち着いた投球で得点を与えません。

ルーキーを援護したい打線はその裏、先頭の8番・里崎が左翼席に運ぶ2号ソロ本塁打を放ち、2対0とします。

大谷は、3回、4回も走者を背負いますが、コーナー突く投球で無失点。5回途中からは3番手・マーフィーに交代し、マーフィーも川崎を併殺打に仕留めて試合の流れを渡しません。

するとその裏、安打と犠打などで2死2塁とし、9番・今江の左前適時打で3対0と点差を広げます。

6回にマーフィーが無死1塁からオーティズに7号2点本塁打を左翼席に放たれ、3対2と1点差とされますが、その裏、2番手・甲藤に対して1死から井口が左中間二塁打を放つと、2死後、5番・大松の適時二塁打で生還。4対2と再びリードを広げます。

7回には4番手・伊藤が代打・松中と川崎の連打などで2死1,3塁とされると、5番手・薮田がマウンドへ。ここで本多に左前適時打を許して4対3となりますが、8回を薮田が無失点で抑えると、その裏、先頭の荻野貴が3番手・攝津から安打と相手の失策の間に2塁へ。2死2塁となったところで、またも大松が適時二塁打を放って5対3。再度点差を広げます。

そして最終回は6番手・小林宏が気迫の投球で無失点。5対3のまま逃げ切りました。

緊急登板となった大谷は3回1/3を48球、被安打3、奪三振1、与四死球0、無失点で嬉しいプロ入り初勝利。投手リレーの最後を受けた小林宏が5セーブ目を記録しました。

13安打を放ち、4月最後の千葉マリンでの一戦を制したマリーンズ。次は27日から始まるライオンズとの首位攻防戦。勢いをつけて西武ドームに乗り込みます!!

大松選手,大谷投手

プロ初勝利を挙げた大谷はヒーローインタビューに応える!
大谷と大松はサインボールを手に笑顔!
ライトスタンドのファンの声援に応える大谷と大松

-まずは貴重な2本のタイムリー、大松選手です。

(大松)ありがとうございます。

-まずは素晴らしい活躍でした。おめでとうございます。

(大松)このカード左ピッチャーに対して全然打てていなかったので、それでも監督は起用してくれたので、その気持ちに応えたいという気持ちでいっぱいでした。

-6回の4点目。非常に貴重な1点になりましたけども、まずはその気持ちは?

(大松)今日も全ての打席がチャンスだったので、何とかしたいという気持ちだけですね。

-そして8回の5点目。大きな大きな1点になりましたが。

(大松)ノーアウトでランナーが出て、その後2アウトまできたので、ここで流れが切れると相手にいきそうな感じだったので、何とか次のサブローさんにという気持ちで打席に入りました。

-先発全員安打という流れで1打席1打席、大松選手にとっての打席に向かう気持ちを教えていただけますか?

(大松)打った後に僕だけ打ってないということに気づいたのですが、もし打つ前にそういうことが分かっていたら、余計に力んで打てなかったと思います。

-このカードはなかなか結果が出せなかったという風におっしゃっていましたけど、やはりチームにとっても3つ持っていかれる訳にはいかないですよね?

(大松)この後9連戦が控えてますし、何とかして良い形で勝って9連戦というという気持ちが強かったので、そういう意味では負けられない戦いでしたね。

-火曜日から9連戦ですが、ここでの大松選手の活躍を皆さんに公言してください。

(大松)今日は良い形でタイムリーが打てたので、この勢いそのままに9連戦戦っていきます。応援よろしくお願いします!

-見事2本のタイムリー、大松尚逸選手でした!

-続きましてプロ初勝利、記念すべき日となりました。大谷智久投手です。おめでとうございます!

(大谷)ありがとうございます。もう本当信じられないです。このマリン球場で14番を背負って初勝利ということで本当に嬉しいです。

-ルーキーとして2度目の登板となるわけでしたが急遽2回、ランナーを背負っての場面ということでしたけれども、準備の方はいかがでしたか?

(大谷)準備は初回からしてたのですが、もっと良いピッチが出来たんじゃないかと思います。

-3回3分の1を無失点、素晴らしいピッチングでしたね。

(大谷)本当に守っているチームメイトの皆さんに助けられて、大松さんにも素晴らしいタイムリーを打っていただいて、本当に感謝感謝です。

-大きな追加点もありましたが、ベンチに戻ってゲームを見ている時間もかなり長かったと思うのですが、どのような心境だったでしょうか?

(大谷)チームが勝てればということで、自分自身も最前席で応援できるように練習を早めに切り上げて応援していました。

-自身初の記念すべき1勝目のボール、ちゃんと監督から手渡されましたね?

(大谷)はい。本当嬉しいです。ありがとうございます!

-自分自身も持っておきたいでしょうけど、どなたかに捧げたいという気持ちはありますか?

(大谷)ここまで支えてくれた色々な方々にしっかりお礼を言って、やっぱり両親に見せたいですね。これからまだまだ続いていくと思うので、しっかり良いピッチングが出来るようにこれからも頑張っていきたいと思います。

-これからもこの笑顔を皆さんにしっかり覚えていただきたい。大きな大きな熱いファンの皆さんに熱いメッセージをお願いします。

(大谷)本当に今日は応援ありがとうございました。この千葉マリン球場、この声援の中で投げれることは本当に幸せだと感じました。これからも1戦1勝でチーム頑張っていくので、どうかこの海坊主をよろしくお願いします!

-見事プロ初勝利、大谷智久投手でした。そして大松尚逸選手でした。

vs福岡ソフトバンク 第6回戦

「大谷がよく投げてくれた。ルーキーなのに落ち着いて投げていた。初勝利だから嬉しいだろうね。

よく頑張ってくれた。今後も中継ぎで起用するが、今日みたいな投球でチームに数多く貢献してくれるだろう。

今日の勝利はみんなで一つになって戦った結果。大きな一勝だね。

南は練習のバッティングで、ずっと良かったので使いたいと思っていた。いいヒットを打ってくれた。

明後日からは9連戦が始まるから、今日は何が何でも勝って勢いを付けたいと思っていた。

明日、ゆっくり休んで、9連戦に臨みたいね」

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