2010.04.27 TUE
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vs埼玉西武 第7回戦

前回の試合はルーキー・大谷がプロ初勝利を挙げ、連敗を2で止めたマリーンズ。今日から敵地・西武ドームで2位・ライオンズとの直接対決が始まります。大事な3連戦初戦のマウンドに、渡辺俊を送りました。

その渡辺俊は危なげない投球で初回を3者凡退に打ち取る素晴らしい立ち上がりを見せます。その後も、走者を出しても決定打を許さず無失点に抑え続け、味方打線の援護を待ちます。

打線は初回、2死から3番・井口、4番・金泰均の連打で、3回には2死から2番・荻野貴の左越二塁打でいずれも得点圏に走者を進めますが、ライオンズ先発・岸の緩急自在の投球に阻まれ、得点に結びつけることができません。序盤は完全に投手戦の様相を呈します。

4回、渡辺俊は先頭の中島に二塁打を打たれ得点圏に走者を背負いますが、落ち着いた投球で後続を打ち取り、失点を許しません。

好投を続ける渡辺俊を援護したい打線は5回、先頭の8番・里崎が四球で出塁すると、続く9番・今江が犠打で里崎を2塁に進めます。すると、2死2塁から「いい形で打つ事が出来ました」という荻野貴が高めに浮いた直球を見逃さずに振り抜き、打球は岸のグラブをかすめ中前に抜ける適時打となり、2塁走者・里崎が生還。1対0と先制に成功します。

しかし、待望の先制点をもらった渡辺俊ですが6回、2死から中島を右前安打で出塁させると、続く中村に左中間へ運ばれる7号2点本塁打を打たれ、逆転を許してしまいます。

すかさず反撃したい打線は7回、1死から里崎が左翼線を破る二塁打を放ち好機を演出。その後2死3塁と同点のチャンスを作りますが、得点につなげることができません。

渡辺俊は7回、2死から細川に四球を与えたところで2番手・マーフィーに交代。8回からは3番手・伊藤が登板しますが、3つの四球で2死満塁のピンチを迎えると、高山に中前適時打を許し1対3。終盤に痛い失点を喫してしまいます。

最終回の逆転劇を信じる打線は9回、ライオンズ3番手・シコースキーの前に1死から6番・サブローが中前安打で出塁しますが、後続が相手の好守備に阻まれるなど続くことができず試合終了。1対3で惜しくも敗れてしまいました。

2位・ライオンズとの直接対決に敗れ、9連戦は黒星スタートとなってしまいましたが、唐川が先発する明日の試合は何としても勝利し、追いかけてくるライオンズとの差を広げていきたいところです!

vs埼玉西武 第7回戦

「投手戦の中で、チャンスをモノに出来なかった。8回の1点が痛かった。

岸のカーブにタイミングが合わなかった。

渡辺俊介はよく投げてくれた。2ランは防げたね。長距離打者に甘いボールは禁物。それ以外はいい投球内容だった。

荻野貴は今日もいい仕事をしてくれた。開幕からここまで存在感を示してくれている。相手チームには脅威の2番バッターだね。

また明日、気持ちを切り替えて戦う。

明日の先発は唐川侑己だよ」

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