2010.05.01 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
1
1
0
1
1
0
0
0
0
0
0
3
2
1
1
X
R
H
4
8
7
10

vs福岡ソフトバンク 第8回戦

前夜の試合は中盤までリードするも、終盤に勝ち越しを許し惜しくも敗れたマリーンズ。5月最初のゲームを白星で飾るべく、先発のマウンドにエース・成瀬を送ります。

その成瀬は初回から速球と変化球のコンビネーションが冴え、序盤はホークス打線に付け入る隙を与えません。

ホークス先発・小椋を打ち崩したい打線は3回、「低めのボールをうまく打つことができた」という先頭の8番・里崎がバックスクリーン横に飛び込む3号ソロ本塁打を放ち1対0。頼れる女房役の一発で先制します。

援護を受けた成瀬はその裏、森本、山崎、川崎を3者連続三振に仕留める圧巻の投球で無失点に抑えます。

すると4回、成瀬の好投が呼び水となり、打線に相乗効果を生み出します。1死から4番・金泰均が「コンパクトに塁に出る意識で打った」という2試合連続の4号ソロ本塁打を右翼席に放って2対0。一発攻勢で引き離します。

2回以降、相手打線を無安打に抑えてきた成瀬ですが5回、先頭の多村に左翼席へ運ばれる5号ソロ本塁打を浴び2対1と迫られると、二塁打と犠打などで2死1,2塁とピンチを迎えます。ここで川崎に右中間を破られる2点適時二塁打を許して2対3。試合をひっくり返されます。

しかし直後の6回、金泰均が来日初の2打席連発となる5号ソロ本塁打を左翼席にたたき込み、すかさず3対3と試合は振り出しに。

同点にしてもらった成瀬でしたが、その裏、オーティズに10号ソロ本塁打、続く小久保に7号ソロ本塁打と2者連続本塁打を浴びて3対5。再びリードを許してしまいます。

逆転したい打線は7回、里崎の四球、9番・今江の二塁打でホークスの2番手・甲藤を攻め立て1死2,3塁とすると、1番・西岡が右犠飛を放って4対5。1点差に迫ります。

しかしその裏、2番手・大谷が二塁打と犠打で1死3塁とされると、ここで登板した3番手・伊藤が川崎に適時打を浴びて4対6。さらに8回には、2死1,3塁の場面で登板した4番手・古谷の暴投で4対7とされます。

終盤の反撃も、ホークス3番手・攝津、4番手・馬原の前に封じられ、4対7のまま試合終了。悔しい連敗となってしまいました。

5カードぶりのカード勝ち越しとはなりませんでしたが、今季初先発のマーフィーが登板する明日の一戦は何としても勝利して、明後日から本拠地・千葉マリンで始まるファイターズ3連戦へ、良い形でつなげていきましょう!

vs福岡ソフトバンク 第8回戦

「昨日、今日と逆転されてしまった。まだまだやる事があるという事。

成瀬は4回までは安打1本と完璧だったけどね。ホームランを打たれたあとから変わってしまった。ピッチャー有利のカウントから甘く入ってしまった。

テギュンはいい所で、いいホームランを打ってくれたけどね。投打が上手く噛み合わなかった。

こういう時もある。切り替えが大事。明日の試合が大事。明日勝って千葉に帰りたい。

明日の先発はマーフィーだよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート