2010.05.04 TUE
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vs北海道日本ハム 第8回戦

スタジアムが満員となった前日の試合は、金泰均が2打席連続本塁打を放ち、古谷がプロ5年目で嬉しい初勝利。今日も勝って対ファイターズ戦の連勝を伸ばすべく、マウンドに唐川を送ります。

その唐川は立ち上がりから制球に苦しみ、四球と安打で1死1,3塁とされると、小谷野に適時打を浴び0対1。先制を許してしまいます。

追いつきたい打線はその裏、ファイターズ先発・吉川の制球難に付け込み、2死から3者連続四球で2死満塁、2回も安打と四球で1死1,2塁とチャンスを作りますが、あと一本が出ません。

しかし3回、一発攻勢で試合をひっくり返します。この回先頭の3番・井口が右翼席に飛び込む2号ソロ本塁打を放ち1対1の同点。さらに「いいイメージで打つ事が出来た」という4番・金泰均が2試合連続となる8号ソロ本塁打を左翼席上段に運び、2対1と勝ち越しに成功。2者連続弾で打線に火がつくと、なおも走者を1塁に置いて6番・サブローにも5号2点本塁打が飛び出し、4対1と引き離します。

続く5回にはファイターズ2番手・土屋から「自分も何とかしたい思いがあった」という5番・大松が左翼席最前列に飛び込む5号ソロ本塁打を放ち5対1。さらに2死2塁から9番・今江が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち6対1とします。

ファイターズを突き放したい打線は6回、1死1塁から大松の2打席連続となるバックスクリーン直撃の6号2点本塁打で8対1。その後も1番・西岡の適時二塁打などで10対1とし、4月29日のライオンズ戦以来となる2ケタ得点で唐川を大量援護します。

唐川は2回以降、走者を背負う苦しい投球が続きましたが、要所を締める投球で付け入る隙を与えません。終盤に入ると尻上がりに調子を上げていき、7,8回と相手打線を3者凡退に仕留めます。9回からは2番手・秋親が登板し無失点に抑えて試合終了。10対1で勝利し、これで3連勝となりました。

唐川は8回、129球、被安打8、奪三振4、与四死球4、失点1の投球内容で3月30日のイーグルス戦以来、約1ヵ月ぶりとなる今季3勝目を挙げました。

最少失点に抑える唐川を、打線が一発攻勢で相手を引き離したマリーンズ。ゴールデンウィーク9連戦最終日となる明日の試合も勝利し、ホームの大声援を背に首位の座をさらにガッチリと固めていきましょう!!

唐川投手,大松選手

ボールを片手にポーズを決める両選手
リリーフカーの上で勝利を噛み締める両選手
キャラクター達と喜びを分かち合う両選手

-今日は投打のヒーローに来ていただきました。唐川投手そして大松選手です。
まず唐川投手から、お疲れ様でした。

(唐川)お疲れ様でした。

-さて振り返ってみると初回ですね。一点を取られ、なお満塁のピンチから始まりました。この辺りご自分ではいかがだったんでしょうか?

(唐川)今日は投げる前に中で投げてるピッチャーに負担がすごいかかってるんで、最後まで投げようと思っていたんですけど、気合が空回りしてストライク入んないんじゃないかなと思ったんですけど、何とか抑えられてよかったです。

-満塁のピンチを脱してからヒットは打たれましたけれども点は与えず、結局8回を1失点に抑えました。

(唐川)そうですね。本当に野手が守ってくれたし、点もたくさん取ってくれたんでそれで楽に投げることが出来ました。

-大松選手も2本のホームランを打ってくれましたけれども、やっぱり野手の選手がたくさん打ってくれるのは励みになりましたか?

(唐川)はい。今年3勝全部野手に助けられて勝ってるんで、本当に頼もしいです。

-唐川投手、4月は勝ち星に恵まれず3月30日以来の3勝目ということになります。

(唐川)なかなか勝てなくてすみません。この登板を気にこれから調子を上げてもっと勝てるように頑張りたいと思います。

-最後に応援してくれた皆さんに一言お願いします。

(唐川)ゴールデンウィークということもあって、こんなに沢山のお客さんに応援されて気持ちよく投げることが出来ました。やっぱりお客さんが入ると選手も気合が入るんでこれからも毎日マリンスタジアムに足を運んでください。今日はありがとうございました。

-唐川投手でしたおめでとうございました。

-続いて2本のホームラン大松選手です。おめでとうございます。

(大松)ありがとうございます。

-この2本のホームランですけれども、まず最初のホームラン5回でした。レフトスタンドギリギリかなと思ったんですけれども、ご自身の手応えはどうだったんでしょう?

(大松)芯にはあたったんですけど、ちょっとこすれ気味だったのでどうかなと思ったんですけど、これだけ昨日今日とファンの方が超満員ということで、そういう後押しもあって入ってくれたんだと思います。 

-そして続く6回のホームラン。今度はセンターのバックスクリーンでした。

(大松)左ピッチャーから打てたっていうのが凄い大きいですし、ましてやあの方向に打てたっていうのが今後の自信に繋がると思うんで、これからもどんどん左ピッチャーでも打てるように頑張ります。

-大活躍の大松選手でしたが、ご家族の方が今日はいらっしゃってるんですか?

(大松)7回ぐらいまでいたんですけど、ゴールデンウィークということで渋滞を見据えてもう帰りました。

-でも、打ったところはちゃんと見ていただいたんですよね?

(大松)そうですね。打ったのを見て帰ったと思います。

-ゴールデンウィークも明日で終わりになりますけれども、今日も本当にたくさんのファンの皆さんが集まってくださいました。最後に皆さんに一言お願いします。

(大松)本当に熱い声援ありがとうございました。明日も勝って皆さんにまた勝利をプレゼントしたいと思います。明日も熱い声援よろしくお願いします。ありがとうございました。

-おめでとうございました。今日のヒーローは唐川投手そして大松選手でした。

vs北海道日本ハム 第8回戦

「気分的に楽な試合は今年初めてかな。ただ、唐川は初回からいって欲しかった。リズムが良くなかった。しかし、初回のピンチを1失点で抑えたのは評価したい。その後も、粘りのある投球で8回1失点。

今日は中継ぎ陣を休ませたいと思っていたから、打線にも感謝。3回のホームラン攻勢は凄かったね。テギュンも相変わらず調子が良い。汗が出れば出るほど調子が上がってくる。

大松の2本は意味が大きい。レフト、センターと逆方向へのホームラン。素晴らしかった。

9連戦も明日で終わりだね。4勝4敗だから明日勝って、勝ち越したいね。明日の先発は香月良仁だよ」

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