試合情報

昨日の試合は唐川が約1か月ぶりの白星を挙げ、チームも3連勝と勢いに乗ってきたマリーンズ。こどもの日ということもあり今日もほぼ満員に膨れあがったマリンスタジアムで9連戦最後の試合を勝利で飾るべく、先発のマウンドには前回の登板でプロ初勝利を挙げた香月が上がりました。

その香月は初回、安打を許すものの3人で攻撃を終わらせるまずまずの立ち上がり。その裏、ファイターズの先発・ケッペルから1番・西岡が四球で出塁し2番・荻野貴が犠打を決め得点圏に走者を置くなどして2死1,2塁。ここで5番・大松が「香月を援護することが出来たのも嬉しい」と振り返る適時打を放ち、1対0と先制します。

初回から援護をもらい勢いに乗りたかった香月でしたが、2回につかまってしまいます。1死2塁というピンチを招くと二岡の適時打で1対1の同点。さらに続く3回も1死1,2塁から糸井、小谷野の連続適時打で1対4とされ、ここでマウンドを秋親に譲ります。

その裏の攻撃で西岡の二塁打を皮切りに1点を返し2対4としますが、5回に2点を追加されて2対6と点差を広げられます。

終盤に入った7回には安打と四球で無死1,2塁という絶好のチャンスを迎えますが、ケッペルの前にあと一本が出ず、無得点に終わってしまいます。

何とか追いつきたい打線は8回、4番・金泰均が二塁打を放ち2死2塁のチャンスを迎えると、初回に適時打を放っている大松が適時三塁打を放って3対6とし、3点差に詰め寄ります。

この流れのまま最終回に怒とうの追い上げでサヨナラといきたいマリーンズでしたが、9回表にファイターズに2点を追加されて万事休す。直後の9回裏に代打攻勢を仕掛けるものの、ファイターズの継投の前に3者凡退に切って取られてしまい、3対8で敗戦。チームの連勝も3でストップしてしまいました。

ゴールデンウィーク9連戦最終戦を白星で飾ることは出来ませんでしたが、このカードを2勝1敗とし、6カードぶりの勝ち越し。打線も大松が猛打賞を記録するなど最後の最後まで諦めずに粘りを見せてくれています! 次からのバファローズとの連戦を連勝して貯金を再び積み重ね、良い状態で交流戦を迎えましょう!

「香月は低めに集めて打ち取るタイプ。徹底的に低目に意識してもらいたい。まだまだ、やる事は沢山ある。これから、交流戦で間隔が空くので、ファームの方でもう一度勉強してもらう。

選手達は9連戦をよくやってくれた。厳しい移動だったし、明日はしっかり休んで、明後日練習する。出直しだね。

この3連戦は本当に多くのファンが球場に来てくれた。しばらくロードに出るが、いい形でマリンに帰って来れるようにしたい」