試合情報

昨日は最終回に悔しいサヨナラ負けを喫したマリーンズ。昨日の借りを返すべく臨む今日の試合、先発マウンドには1軍に上がったばかりの小野を送り、敵地での雪辱に燃えます。

約1ヵ月ぶりのマウンドが注目された小野ですが、初回から相手打線につかまります。2死からマートンに二塁打を許すと、新井に適時打を浴び0対1。先制を許します。続くブラゼルの打球が小野の右肩を直撃すると、小野は投球を続けることが出来ず、2番手・川越が急遽マウンドへ。川越は2死満塁とされると、2本の適時打を浴びて0対4と点差を広げられます。

さらに2回、1死から連打を浴びて1死2,3塁とすると、再び新井に適時打を喫して0対6。序盤で大量リードを許します。

何とか追い上げるべく、打線は相手の先発･スタンリッジを打ち崩そうとしますが、4回まで2安打に抑えられ、なかなか反撃の糸口をつかむことができません。

4回、先頭のマートンにヒットを許し1死2塁のピンチに陥ると、ブラゼル、城島に連続適時打を放たれて2点を失い0対8。川越はここでマウンドを降りますが、後を託された3番手･古谷は後続をしっかりと切って取ります。古谷は5回には2死満塁のピンチを招きますが、粘り強い投球で無失点に抑えます。

ここまでスタンリッジに封じ込められていた打線は6回、1死から代打･根元が四球で出塁すると、1番・西岡が19試合連続となる安打で続きます。その後、2番･早坂が死球で続き1死満塁。絶好のチャンスを迎えると、ここで3番･井口が打席に入ります。しかし、井口は併殺に打ち取られてしまい、反撃ののろしを上げるには至りません。

その後、4番手･松本が辛抱強く相手打線の攻撃を封じ込め続け、打線の爆発を促すような好リリーフを見せます。

意地を見せたい打線は8回、タイガース3番手･江草から途中出場の7番･金澤が安打で出塁すると、1死からプロ初打席となる途中出場の清田が四球で続き得点圏に走者を進めます。しかし、後続が打ち取られてしまい追撃点を挙げることが出来ません。

5番手･秋親も松本に続いてタイガースを封じ、最終回の攻撃に望みをつなげましたが、3者凡退に抑えられて試合終了。今季初の完封負けを喫しました。

敵地では、苦しい戦いが続きますが、明日からも敵地に乗り込んでのカープ戦です。プロ野球記録となる1イニング15得点を挙げた昨年の試合のように相手を圧倒し、連敗をストップさせましょう!

「小野が初回にアクシデントで降板してしまったのが残念。

場所が場所だけに無理はさせられない。レントゲン検査の結果、骨には異常が無かったが、明日の状態を見ないと分からない。

今日登録された川越は、急な登板でかわいそうだったが、次頑張ってもらう。

打線も何とか点を返そうと頑張っていたが、こういう日もある。雨の中必死に戦ってくれた。

とにかく、切り替えが大事。明日からは広島でカープ戦。明日の試合に切り替えているよ」