2010.06.02 WED
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vs 巨人 第4回戦

投打に圧倒してジャイアンツを粉砕した昨日の試合。今日の試合でも、交流戦ホーム無敗の継続が期待されます。チーム4試合連続完封勝利を狙うべく、先発マウンドにはエース・成瀬を送ります。

初回、成瀬は先頭の坂本に二塁打を打たれるなどして1死3塁とされると、小笠原に犠飛を放たれ、先制点を許してしまいます。

その直後、先頭の1番・西岡が安打で出塁し、2番・今江の犠打で1死2塁とすると、すかさず3番・井口が適時打を放ち、1対1。相手に引けを取らない鮮やかな攻撃を披露し、すぐさま同点に追いつきます。

勝ち越しを狙う打線は2回、先頭の6番・サブローが安打で出塁すると、続く7番・福浦が適時二塁打を放ち、この回が始まってからわずか3球で勝ち越し点を奪取。また、プロ入り初スタメンの9番・岡田は、持ち味の快足を発揮してプロ入り初盗塁を決めます。

2回以降、成瀬は安定した投球を取り戻し、小気味の良い投球で相手打線の攻撃を封じて得点圏に走者を進めさせません。序盤は、投打がかみ合ったマリーンズのペースで試合を運びます。

追加点が欲しい打線は4回、5番・大松から、サブロー、福浦が連打で続き無死満塁とすると、8番・里崎に2点適時打、岡田にも嬉しいプロ入り初安打初打点、そして先発全員安打となる適時打が飛び出し、5連打を集中して一気に3点を奪います。その後も、今江が技ありの適時打を放ち追加点を挙げ、早い展開からの猛攻で6対1と一気にリードを広げます。

心強い援護をもらった成瀬は、中盤以降も躍動感ある投球を続けて力のあるボールを投げ込み、走者を出しても決して失点に結びつけません。

6回、岡田が今日2個目の盗塁を決めると、西岡がすかさず適時三塁打を放ち、俊足コンビの流れるような攻撃で追加点を挙げます。その後、今江も犠飛を放ってこの回2点を追加。8対1と相手を突き放します。

成瀬は終始相手打線の攻撃を退け続け、9回を投げ抜いて投球数133、被安打5、奪三振8、与四死球0、失点1。初回以降は相手に付け入る隙を与えない、エースらしい貫禄十分な投球で無四球完投勝利を飾りました。

チームはこれで4連勝。交流戦ホームゲームは未だ無敗を継続です。次戦からは敵地に向かっての試合となりますが、本拠地でつかんだこの素晴らしい勢いに乗ったまま、敵を撃破してもらいましょう!

岡田選手,成瀬投手

初のお立ち台となった岡田
マーくんファミリーと一緒にファンに向かってガッツポーズ!!
ヒーローインタビュー後、ファンと触れ合う成瀬&岡田

-投打のヒーロー、成瀬投手と岡田選手です。おめでとうございます。まずは今日がプロ初スタメン、初安打、初打点、2盗塁も決めました岡田選手です。

(岡田)ありがとうございます。もうドキドキでした。

-このお立ち台に上がるとき、球場いっぱいのファンの皆さんから温かい歓声を受けました。ここに立ってみた風景、感覚はどうですか?

(岡田)想像した以上にホントにドキドキです。ホントに僕ですみませんって感じです。

-プロ初ヒット、初タイムリーの感触はいかがでしたか?

(岡田)打席に入る前に、剛が初球からガンガン振っていけと言ってくれたので、気持ちが楽になりました。

-ヒットが出てタイムリーになった瞬間は?

(岡田)落ちてくれてよかったなって感じですね。

-そして今日は自慢の足でも2つ盗塁を決めました。そのあたり手応えはどうでしたか?

(岡田)イースタンでも代田コーチからマンツーマンで指導してきてもらったので、初球から迷いなく思い切って走ることが出来ました。

-守備でも俊足を飛ばしていい守りでしたね。

(岡田)そうですね。成瀬が投げているので思い切ったプレーをしようと思って頑張りました。

-それではたくさんのファンにこれから見て欲しいところをアピールしてください。

(岡田)今チームが勢いがあるので、自分もそれに乗っていいプレーが出来るように頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!

-それでは次に7勝目を上げました成瀬投手です。おめでとうございます。

(成瀬)ありがとうございます。

-初回に1点こそ失いましたが、その後は危なげないピッチングに見えました。振り返ってみてどうですか?

(成瀬)初回に1点取られましたけど、とりあえずホームラン打たれなくて良かったです。

-今スタンドからも大きな反響がありました。前回の巨人戦では3本のホームランを打たれました。そのあたりどんなことを気をつけて今日臨んだんですか?

(成瀬)前回はやられてしまったので今日はリベンジということで、とりあえずホームランだけは打たれないようにしました。

-その中で非常にいい制球で、コントロールが良いように見えましたが?

(成瀬)そうですね。今日は里崎さんのリードも良かったですし、自分の中でも今シーズンの中で1番2番くらいに良かったので。なによりもフォアボールを出さなかったのが良かったと思います。

-点差がありながら最後まで投げきりました。そのあたりの判断はどうだったんですか?

(成瀬)最近6、7回くらいまでしか投げていなかったので、中継ぎの人を休ませたかったんで、一人で投げぬきたいということを西本コーチに言いました。

-その通り投げきりましたね?

(成瀬)こういう展開だったので、中継ぎの人を投げさせたら申し訳ないと思ったので、その気持ちで投げました。

-これで交流戦はホームで8試合全勝です。その強さの原因はどんなところにありますか?

(成瀬)やっぱりファンの皆さんがいるお陰で選手も皆気持ちよくプレーしているので、そういう意味でファンの力は凄いと思いました。

-これで交流戦・リーグ共に首位を守りました。ファンに一言お願いします。

(成瀬)今交流戦も一位なのでこのまま良い状態で交流戦優勝して後半戦も行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします!

vs 巨人 第4回戦

「成瀬は初回に先制点を与えてしまったが、2回以降は安定した投球を見せてくれた。無四球の完投勝利。前回の雪辱を果たしたね。

岡田は初スタメンで緊張しているかと思ったが、堂々としていた。たいした選手だね。初ヒットがタイムリーと本人も嬉しいヒットになったね。2盗塁と素晴らしい足も見せてくれた。チームにとっても彼の活躍は大きい。

西岡は3安打と今日もチームを引っ張ってくれた。岡田にもアドバイスを送るなど、チームにいい刺激を与えてくれている。助かるね。

この2連戦はチーム全員が頑張ってくれた。野手は19点を取り、投手は1点に抑える。みんなが東京ドームでやられたかりを返したね。

今は順位は気にしていないよ。一つ一つ必死にやっていくだけ。明後日からはビジターでの4試合。いい形でマリンに帰って来れるように頑張ります」

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