2010.06.05 SAT
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vs 中日 第4回戦

昨日は延長戦の末に力尽き、ドラゴンズに惜敗したマリーンズ。今日こそナゴヤドームで4年ぶりの白星をつかみ取るべく、先発のマウンドには移籍後2連勝中の吉見が上がりました。対するドラゴンズの先発は中田賢です。

初回から制球が定まらない中田賢を打線は容赦なく攻め立てます。先頭の西岡が四球で出塁すると、犠打と相手の暴投で3塁へ。ここで中田賢がこの回2個目の暴投をし、西岡が労せず本塁へ生還。1対0と先制に成功します。

いきなり援護をもらった吉見は、緩急の効いた投球で初回を無失点に封じる立ち上がりとなります。しかし続く2回、無死1塁から井端に通算1500安打となる右中間への適時打を浴びてしまい、1対1の同点に追いつかれます。

好調な打線は3回表、今日9番に入った岡田が安打で出塁すると、相手の失策と四球を絡めて満塁のチャンスを作ります。ここで4番・金泰均がセンターへきっちりと犠飛を放ち、手堅く1点を追加。2対1と勝ち越しに成功すると、続く4回には連打と犠打で1死2,3塁と追加点のチャンス。ここで迎えた岡田が放った打球が一塁手・ブランコの失策を誘い、この間に3塁走者が生還。さらに1点を追加して、3対1とリードを広げます。

しかし直後の4回裏、先頭の和田に二塁打を許すと、1死後に迎えた中川に左中間へ運ばれるプロ初の1号2点本塁打を献上してしまい、3対3。再び同点に追いつかれます。

さらに5回には味方の守備が乱れる間に1点を勝ち越され、その後も2本の適時長短打を許して3対6と点差を広げられてしまいます。

反撃を見せたい打線は7回、代わった2番手・浅尾に対し、2死から3番・井口がレフトへ二塁打を放って出塁すると、続く金泰均が浅尾の足元を破って中前へ抜ける適時打を放って4対6。2点差とします。

その後は吉見の後を受けた救援陣がドラゴンズ打線に得点を許しませんでしたが8回、前の回から登板の4番手・秋親が荒木に適時打を打たれてしまい、4対7とされてしまいます。

最後まで諦めない打線は9回、2死1塁から金泰均が左翼席へ14号2点本塁打を放ち、6対7と1点差まで詰め寄りますが、反撃もここまで。06年以来となるナゴヤドームでの勝利は来年にお預けとなりました。

昨日に引き続き、あと一歩及ばなかったマリーンズ。交流戦、リーグともに首位陥落となりましたが、明日からはスワローズとの2連戦です。ここで連敗をしっかりと止め、再び上昇気流に乗ってもらいましょう!

vs中日 第4回戦

「吉見は高目にボールが抜けていた。中日は甘いボールは見逃してくれない。

4・5回で2、3点。もう少し踏ん張って欲しかった。

9回に相手抑えの岩瀬からテギュンがホームランを打ったように、攻撃陣には点を取る力がある。

投手陣が何とか踏ん張って欲しい。

まだ貯金は10以上ある。下を向かず上を向いて、明日からまた戦っていく」

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