2010.06.09 WED
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vs広島 第3回戦

日本タイ記録の10打数連続安打を達成するなど、スワローズを圧倒したマリーンズ。4年ぶりの交流戦制覇へ向けてのラストスパート、今日からは交流戦いまだ8戦8勝と無敗のホーム・千葉マリンに戻り、カープとの連戦を迎えます。先発はマリーンズ・成瀬、カープ・前田健と、5月27日以来となるエース対決となりました。

前回対戦のリベンジといきたい成瀬は、初回からテンポ良い投球を続け、カープ打線に付け入る隙を与えず。3回まで1人の走者も許さず、相手を翻弄していきます。

しかし迎えた4回、1死から梵にこの試合初めての安打を許すと、栗原に右翼席前列へ運ばれる先制の7号2点本塁打を浴びてしまいます。

対する前田健に対し、打線は初回から先頭・西岡の安打を皮切りに得点圏に走者を進めるも、あと一本が出ず。すると3回以降は走者すら出せず、140キロ台後半の直球にキレの良い変化球を織り交ぜられて毎回三振を喫するなど、試合の流れを引き寄せられません。

しかし前田健に触発されるかのように成瀬も5回以降は立ち直りを見せ、終盤7回には栗原、廣瀬を2者連続三振。8回も緩急の効いた投球を見せて最終回を迎えます。

9回表、成瀬は味方の失策も絡んで2死2塁としたところで降板。後を秋親に託し、秋親は四球と安打で2死満塁とされますが、代打・前田智を空振り三振に仕留めてピンチを脱出します。

すると直後の9回裏、先頭の西岡が今日2本目の安打で出塁し、さらに2死から4番・金泰均が四球を選んで2死1,2塁。ここで迎えた5番・大松が右中間へ運ぶ起死回生の同点適時二塁打を放って2対2。土壇場で試合を振り出しに戻し、試合は延長戦へと突入します。

延長に入ると両チームともに救援陣が踏ん張りを見せ、そのまま最終12回へ。表の攻撃、5番手・伊藤が先頭の廣瀬に二塁打を浴びるなどして1死満塁とされますが、ここを自身の見事な守備で切り抜けます。

その裏、打線は2死から6番・サブローが今日自身初安打を放ってサヨナラへの期待が高まりましたが、後続が打ち取られて試合終了。手に汗握る熱戦は引き分けという結果で幕を閉じました。

前田健にあわや完封負けを喫するところから巻き返し、先発・成瀬も8回2/3を114球、被安打3、奪三振5、与四死球0、失点2と勝利投手に値するだけの投球内容を見せました。チームも交流戦でのホーム無敗も継続し、まだ交流戦優勝への可能性も残しています。明日の試合こそ白星を手にし、4年ぶりの王座獲得へ踏ん張りを見せましょう!

vs 広島 第3回戦

「9回は大松が良く打ってくれた。9回表のピンチをしのいだので、みんなが何とかしたいと気持ちが入っていた。

あそこまで行ったら勝ちたかったけどね。でも本当に良く追い付いてくれた。

成瀬も2失点で踏ん張ってくれた。その後のリリーフ陣も頑張ってくれた。

相手投手の前田はセ・リーグで一番の投手。そんなに点は取れないよ。

明日だね。明日の試合を頑張るだけだけだよ」

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