2010.06.29 TUE
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vs 福岡ソフトバンク 第10回戦

今季初の同一カード3連敗を喫し、悔しさを胸に秘めて本拠地に還ってきたマリーンズ。先発マウンドに吉見を送り、チーム一丸となって連敗阻止を目指します。

初回、吉見は得点圏に走者を背負いますが、自身1か月ぶりの勝利で連敗を止めるべく、ベテランらしい落ち着いた投球でこのピンチを無事に脱します。

吉見を援護したい打線は初回、1番・西岡が安打を放ち出塁すると、2番・今江の犠打で得点圏へ進みます。しかし、後続が打ち取られてしまい、先制点を奪うには至りません。

2回、吉見は長谷川と森本に連打を浴びて得点圏に走者を置くと、続く田上に2号3点本塁打を浴びて先制点を奪われます。その後も安打を重ねられ、この回で4失点。試合は、相手を追いかける展開となります。

続く3回、吉見は2死から走者を出すと、森本にプロ入り初となる1号2点本塁打を打たれ、0対6とリードを広げられます。

4回からは、2008年以来の1軍登板となる2番手・相原がマウンドに上がります。相原は落ち着いた投球で相手打線を手玉に取り、3者凡退に切って取る堂々の投球を披露します。

するとその直後の攻撃、オールスターファン投票でパ・リーグ最多得票を獲得した4番・金泰均が、「今はチームの状態があまり良くないので自分のことよりもチームのことしか考えていない」という主砲らしい頼もしい一振りで18号ソロ本塁打を放ち、1点を返します。

ここから反撃開始といきたいところでしたが、続く5回、相原は安打と死球で走者をためると、森本に猛打賞となる適時打を放たれ、1対8としたところで3番手・松本にマウンドを譲ります。しかし、松本も相手の猛攻を食い止めることは出来ず、この回に10失点を喫して1対16。6回からは4番手・秋親がマウンドに上がりますが、2本の本塁打など3点を失い、1対19とさらに点差を広げられてしまいます。

試合の流れを変えるべく7回からマウンドに上がった5番手・古谷は、2イニングスを無失点に封じて打線の奮起を促します。

意地を見せたい打線は8回、8番・里崎の四球と今江の安打で好機を演出しましたが、敵のエース・杉内の牙城を崩すことが出来ません。何とか一矢報いたいところでしたが、最終回の攻撃も3人で終えてしまいました。

チームは4連敗を喫し、3位に転落。大差での悔しい敗戦となりましたが、気持ちを切り替えて明日の試合に臨んで逆襲を果たしてほしいところです。明日の試合では勝利を飾り、2位に返り咲きましょう!

vs 福岡ソフトバンク 第10回戦

「先発、中継ぎが打たれすぎですね。全体的に打者に向かっていく姿勢を見せて欲しい。

常に投手には言っているが、こちらが見ていて感じ取れない。逃げのピッチングでは勝てない。絶対に負けない気持ちを強く持って投げて欲しい。明日の試合では期待している。

明日の先発は大嶺祐太。いいピッチングをしてくれるでしょう。

何とかみんなで力を合わせて悪い流れを止めないといけない。明日はいい試合をしたい」

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