2010/07/01(木)第12回戦

千葉ロッテ vs 福岡ソフトバンク

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  福岡ソフトバンクホークス 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2 8 2
  千葉ロッテマリーンズ 2 0 1 4 0 0 0 0 X 7 10 0

18:15試合開始|千葉マリン
第12回戦 5勝7敗0分|曇り 27.5℃|観客数:12,394人

vs福岡ソフトバンク 第12回戦

前夜は中盤に一挙5点を挙げて勝ち越し、先発・大嶺の粘り強い投球で連敗を4でストップ。この良い流れ中で約1か月ぶりの連勝を懸け、マウンドに現在3連勝中の渡辺俊を送ります。

その渡辺俊を援護したい打線は初回、ホークス先発・山田に対し1死から2番・今江が左中間への二塁打で出塁すると、3番・井口が「右方向にうまく打つことができた」とマリーンズファンの待つ右翼席へ運ぶ7号2点本塁打を放ち2対0。先制に成功します。

追加点の欲しい打線は3回、1死から1番・西岡が四球で出塁すると、すかさず二盗を決めチャンスを広げます。ここで今江が中前安打を放ち2塁走者・西岡が3塁にストップしますが、相手の失策を見て本塁に一気に生還。西岡の足を生かした攻撃で3対0とリードを広げます。

序盤から打線の援護を受けた渡辺俊は、危なげない投球で相手打線を抑えていきます。4回には安打と四球などで1死1,2塁とこの試合初めてのピンチを迎えますが、後続を併殺に仕留めるなどして打ち取り、反撃を許しません。

すると4回、制球に苦しむ山田を一気に攻め立て、2つの四球などで1死1,3塁とします。ここで西岡が中前に、続く今江が左前に放つ連続適時打で5対0。さらに2死2,3塁から「なんとしても続きたいと思っていた」という4番・金泰均の2点適時打で7対0と、この回一挙4点を挙げます。

5回まで散発3安打、無失点に抑えてきた渡辺俊は6回、簡単に2死を取った後、本多、松中に連打を浴び2死1,2塁とされると、多村に左前への適時打を浴び7対1。1点を許しますが、その後渡辺俊は7回、8回と緩急をつけた持ち前の投球で無失点に抑え、試合の流れを簡単に渡しません。

そして最終回、先頭の多村に14号ソロ本塁打を許し7対2となりますが、後続を落ち着いて打ち取り試合終了。7月最初のゲームを白星で飾り、チームは6月2日以来の連勝、そして今季初の対ホークス戦勝ち越しを決めました。

渡辺俊は9回、128球を投げ、被安打8、奪三振5、与四死球1、失点2の粘り強い投球内容で4月3日以来の完投勝利。自身4連勝となる今季6勝目を挙げました。

序盤から主導権を握り、投打が見事にかみ合った試合展開で連勝したマリーンズ。明日からはいよいよ首位・ライオンズとの3連戦が始まります。成瀬が先発する明日の初戦にまずは勝利し、この直接対決でゲーム差を一気に縮めて再び首位奪回を狙いましょう!

渡辺俊投手、井口選手

完投した渡辺俊と先制弾を放った井口
サインボールを手に笑顔の渡辺俊と井口
ファンの声援に応える渡辺俊と井口

-見事今シーズン2度目の完投勝利で6勝目をマークしました渡辺俊投手。
そして、バットで第7号2ランホームランで先制点を援護しました井口選手です。
まずは渡辺俊投手、ナイスピッチングでした。

(渡辺俊)やっと良いピッチングが出来ました。

-実はこの試合に入る前に前回のピッチングで闘志を前面に出してピッチングしてちょっと自分に合わなかった、今日はちょっと変えますといっていましたが、今日はどんなことを考えてマウンドにあがったんですか?

(渡辺俊)気持ちよく投げました。前回ちょっと力んでムキになって空回りしたんで、今日は自分の長所を活かせるように、常に冷静に気持ちをあまり動かさずに、マウンドに気持ちよくいられるように意識して投げました。

-実は今日、試合中に西本ピッチングコーチから、別の俊介が今日は投げているね、というコメントがあったのですが。

(渡辺俊)打たれているときが別の僕です。今日は本当の僕です。

-投球もそうだったんですが、牽制が素晴らしかったですね。

(渡辺俊)たまたまです。

-相当研究したんじゃないですか?

(渡辺俊)よく走られて里崎に怒られていたので、一生懸命勉強しました。

-ただこの連戦、しかも上位相手にピッチャーを使わず1人で投げきって素晴らしかったと。

(渡辺俊)中継ぎにも野手にも辛い思いさせてばかりだったので、今日は何とか自分ひとりで投げようと、ブルペンを休ませようと思ったんですけど。ただ最後の一発で宏之に準備させてしまったので、ちょっと足りなかったです。

-次への課題ですね?

(渡辺俊)次はしっかり休ませられるように頑張ろうと思います。

-見事完投勝利を飾りました。渡辺俊投手でした。
続きまして先制の第7号2ランホームランを打ちました井口選手です。ナイスホームランでした。

(井口)ありがとうございます。

-初回でした、しかも相手チームは若いピッチャーでした。あの2点は大きかったんじゃないですか?

(井口)先頭バッターの剛がヘッドスライディングでアウトになってしまいましたけど、勝ちたいという思いがチームに伝わってきたので、それでホームランになったと思います。

-今シーズン、ホークス戦は初めて2勝1敗と勝ち越しました。

(井口)ちょっと具合が悪かったですけど勝ち越せてよかったですし、明日からもっと大事な西武戦があるので勝ち越しというよりは連勝できるように頑張っていきたいと思います。

-あの見事なホームランの中でただ1人の選手だけがちょっと悔しそうでした。西岡選手が第7号で並ばれてしまった悔しいというふうに言っていましたが。

(井口)さっきロッカーですごい悔しがってましたし、井口さん後ろ見て気をつけてくださいと、今日ももしかしたらシェービングクリームで行くかもしれませんよと言っていたので、早く風呂に入ってこいと言っておきました。

-本当にチームの雰囲気も良くなってきました。もう一度改めて首位ライオンズ戦にむけて一言お願いします。

(井口)まず明日が大事だと思うので、とにかく初戦勝っていきたいと思います。

-今日のヒーロー渡辺俊投手と井口選手でした。

vs 福岡ソフトバンク 第12回戦

「今日は渡辺俊介が落ち着いて投げてくれた。初回の井口の2ランも大きかった。打線も5回までに7点。俊介も良く完投してくれた。大きいね。

打線が先に点を取り、優位に試合を進める事が出来た。西岡の初回のヘッドスライディングでベンチも盛り上がった。

一ヶ月ぶりの連勝ですね。完投勝利も久しぶりだね。7月最初の試合をいい形でスタート切れた。乗っていけるね。

明日からは首位ライオンズとの試合だけどいつもと同じ。一戦一戦全力で戦うだけ。明日の先発は成瀬善久だよ」