2010.07.14 WED
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vs オリックス 第11回戦

しびれるような白熱の投手戦を制し、9連戦を白星で滑り出したマリーンズ。今日の先発マウンドには大嶺が上がり、2連続完封を披露している相手の先発・金子千に真っ向勝負を挑みます。

初回、大嶺は落ち着いた投球で2死を奪いましたが、後藤に8号ソロ本塁打を打たれて先制を許します。その後も得点圏に走者を置きますが、粘り強い投球でこの局面を切り抜けます。

その直後、1番・西岡が二塁打を放ち反撃の足掛かりを作ると、続く2番・今江が犠打でチャンスを広げましたが、後続が打ち取られて同点の機会を逸します。

2回、大嶺は安打と四球を許して無死満塁という大きなピンチを招くと、坂口の犠飛で1点を献上。しかし、ここから必死の投球で相手の攻撃を食い止め、この危機を最少失点でしのぎます。大嶺は2回までに56球を費やし、ベンチに戻ると西本コーチの声に耳を傾けます。

大嶺を援護したい打線は4回、先頭の3番・井口が安打と相手の失策で2塁へ進み好機を演出します。すると、1死から5番・大松の打った当たりは左翼への浅い飛球となり、風に押し流されるボールを見て安打になると判断した井口は3塁へ進みます。しかし、滑り込んで捕球した左翼手・T-岡田が、素早く2塁へ送球し結果的に併殺に。西村監督はバウンドしたのではないかと審判に詰め寄りましたが、この抗議は実らず相手の好守に得点の機会を阻まれます。

大嶺は幾度となく走者を背負うものの、その度に粘り強さを発揮して味方の援護を我慢強く待ちますが、7回途中でマウンドを降りて継投陣に後を託します。しかし、2番手・古谷、3番手・秋親は相手の攻撃をはね返すことができずに3点を失い0対5。終盤にさしかかり、痛恨の失点を喫し点差を広げられてしまいます。

8回からは4番手・根本が今季初めて1軍のマウンドに上がり、堂々とした投球で相手打線を翻弄します。9回から登板した5番手・橋本健も相手打線の攻撃を退け、最終回の攻撃に逆転勝利の望みを繋げます。

しかし、最終回に入っても疲れを見せない金子千の牙城をついに崩すことが出来ず、試合終了の瞬間を迎えてしまいました。

昨日勝利した勢いのまま勝利を目指しましたが、浴衣ウィークで華やかさを添えられたスタンドに白星を届けることはできませんでした。素晴らしい投球を見せた金子千を称えつつも、この借りを必ず返すべく、明日の試合へ闘志を燃やしましょう!

vsオリックス 第11回戦

「チャンスであと一本が出なかったね。何回か得点チャンスは作ったけどね。打線が機能しなかった。

大嶺は6回2失点で踏ん張ってくれたが、内容がね。2死からホームランとか四球を出したり3者凡退がなかった。リズムに乗っていけなかった。

野手も守りからリズムを作ることが出来なかった。今は投打が上手く噛み合っていない。辛抱だね。

明日は大事な試合。気持ちを切り替えて戦う。何とか勝ち越して次のカードに行きたい。明日の先発は吉見祐治だよ」

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