2010.07.16 FRI
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vs埼玉西武 第13回戦

9連戦最初のカードを見事勝ち越し、勢いに乗るマリーンズ。今日からは首位・ライオンズをマリンスタジアムで迎え撃つ大事な3連戦が始まります。初戦の先発のマウンドには、前回登板で好投を見せた渡辺俊が上がりました。

その渡辺俊は初回、先頭の片岡に安打を許しますが、相手のミスにも助けられ3人で切って取る上々の立ち上がりを見せます。

その後も渡辺俊は風に乗せた変化球を自在に操り、圧巻の投球を披露。ライオンズ打線に付け入る隙を与えず、得点を許しません。

渡辺俊を援護したい打線は2回、5番・大松の安打と今日スタメンに入った7番・神戸の右翼線への火の出るような安打で2死1,3塁のチャンスを作りますが、後続が倒れ惜しくも得点には至りません。

さらに3回に2番・今江が左前安打、4回には大松が今日2本目の安打を右前に放ちますが、本塁を踏めず。そして5回にも1番・西岡が右前へと安打を放ちますが、ライオンズ・先発涌井の要所を締める投球の前にあとひと押しが出来ません。

終盤7回には2死から9番・岡田が中前へ安打を運んで出塁し、すかさず盗塁を決め一打先制の場面を作ります。しかしここも後続が涌井に封じられ、先制点を取ることは出来ません。

するとその直後の8回、ここまで好投を続けてきた渡辺俊が先頭のフェルナンデスに右前に安打を放たれると、犠打で得点圏に走者を送られて1死2塁。ここで代打・石井義に左前へ安打を運ばれ、0対1と先制を許してしまいます。さらに続く上本にも安打を打たれたところで渡辺俊は降板して2番手・伊藤に後を託しますが、栗山に適時内野安打を放たれ0対2と点差を広げられてしまいます。

9回からは3番手・古谷が登板し、味方の失策で走者を許すも坂田を三振に仕留め、さらには的場の盗塁阻止もあり三振併殺を完成させて相手打線を抑えます。

この流れに乗りサヨナラといきたいところでしたが、最終回は3者凡退で攻撃を終えてしまい試合終了。序盤から安打を重ねライオンズを上回る7安打を放つもあと一本が出ず、涌井に完封負けを喫してしまいました。

カードの初戦こそ落としてしまいましたが、気持ちを切り替え明日の試合ではマリンスタジアムの夜空に打ち上がる花火に負けない鮮やかな試合展開で勝利をつかみましょう!

vs埼玉西武 第13回戦

「あと一本が出なかった。ここ何試合かずっとそうだね。走者を出してあと一本が出ない。一本が出ていればゲーム展開も変わっていただろう。

渡辺俊介は良く投げてくれた。何とか先制点を取ってあげたかったが・・・。今はピッチャーは良く投げてくれている。

バッターはチャンスは作るがあと一本。もう少し辛抱だね。明日は打線が奮起してくれるだろう。明日の先発は成瀬善久だよ。」

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