2010.07.31 SAT
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vs福岡ソフトバンク 第16回戦

後半戦初のホームゲーム初戦は、好投の成瀬を打線が援護できずに完封負け。7月を白星で締めて月間勝ち越しを決めるためにも負けられない今日の試合、昨日に続き両チームともに左腕が先発する対戦となりました。

マリーンズ先発・吉見の立ち上がりは、140キロ台の直球に100キロを切るカーブを織り交ぜる、持ち前の緩急の効いた投球で相手打線を翻弄。3者凡退で終える滑り出しを見せます。

一方の打線は初回、ボール先行と不安定な立ち上がりのホークス先発のエース・杉内から四球と相手の失策などで2死1,2塁としますが、後続が倒れて先取点を奪えません。

すると2回表、今度は味方の失策から吉見が得点圏に走者を背負い、森本に適時打を許して0対1。先手を取られてしまいます。

さらに3回には1死1,3塁とピンチを迎え、3者連続の適時打を浴びて4失点。代わった2番手・大谷も流れを変えられず、この回計6本の適時打で8失点を喫してしまい、0対9と大量リードを許す展開となります。

打線は3回裏、今日スタメンの9番・清田が左翼線際へ鋭く運ぶ二塁打を放ちますが、ここも後続が倒れて反撃ならず。4回には2死満塁で遊撃手・西岡の好守が飛び出すなど食らいつく姿勢を見せ、直後の攻撃では5番・大松の今季100安打などで得点圏に走者を進めますが、あと一本が出ません。

すると5回表には3番手・松本が2本の適時打と犠飛で3点を失い、0対12とされます。

5回裏、2番・今江が二塁打で出塁し、井口の振り逃げが相手の失策を誘って1点を返しますが、直後の6回に4番手・根本が自らの失策も絡んで2失点。1対14と突き放されます。

3万人近くが詰め掛けたスタジアムを湧かせるためにも反撃を見せたい打線は、7回に「最後の最後まで強い気持ちで野球をすることが大事」と語った8番・里崎が右翼ポール際へ運ぶ今季第10号ソロ本塁打を放ち、2対14とします。

迎えた9回には里崎、清田、西岡の3連打から相手の失策や井口の犠飛などで3点を返し、5対14としますが反撃もここまで。序盤のビハインドを跳ね返すには至らず、3連敗を喫しました。

7月最後の試合を白星で締められず、月間成績は11勝12敗で負け越し。首位・ホークスとのゲーム差も3.5に広がりました。上位戦線に踏みとどまるためには、明日こそは絶対に負けられません。8月に入って心機一転、首位再奪還へ向けて熱い試合展開を見せていきたいところです!

vs福岡ソフトバンク 第16回戦

「3回までに9点は大きすぎる。中盤でも3点、2点を取られてしまった。追う展開で4,5点なら何とかなるが、序盤で9点は大きすぎる。先発が崩れた時は、中継ぎが踏ん張ってもらわないと試合にならない。ライオンズ戦と同じになってしまった。

もちろん、先発がしっかり試合を作ってくれるのが一番。四球、守りのミスは点に絡む。攻めての四球はいいが、無駄な四球が多すぎる。

打線は9回に1点でも多く返そうとやってくれた。明日に繋がるよ。7月は負け越してしまったが、まだ8,9月がある。8月に取り返せばいい。月も替わるし、気持ちを切り替えて明日からやっていく。

明日の先発は香月良仁だよ」

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