2010.08.04 WED
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vs 東北楽天 第12回戦

昨日はイーグルスに逃げ切られてしまい5連敗。4位・バファローズにも1ゲーム差と迫られ、正念場を迎えているマリーンズ。上位争いに食い込むためにも連敗を止め、鬼門・仙台での苦手意識も払拭したいこの試合、先発のマウンドには、渡辺俊が上がりました。

西本投手コーチが「最近、とても調子がいい」と評した渡辺俊は、持ち前の緩急を使った打たせて取る投球で相手打線を3者凡退に抑える、上々の立ち上がりを見せます。

先取点を挙げ、試合を優位に進めていきたい打線は、2回の2死1,2塁のチャンスは逃すものの、直後の3回、先頭の9番・清田が四球を選び、1番・西岡がすかさず犠打を成功させ再び得点圏に走者を進めます。すると続く2番・今江が初球を思い切り引っ張り、これが適時二塁打となり1対0。「連敗中なので先制をして、リードした形で試合を進めるのが大事だと思っていた」と語る勝利への執念がこもった一打で先制します。

先制点をもらい流れに乗る渡辺俊でしたが4回、2本の安打で1,3塁のピンチを招くと、続く草野に右中間深くへ2点適時二塁打を運ばれ、1対2と逆転を許してしまいます。

しかし5回、8番・里崎が右前安打で出塁すると、打席には清田。その清田の放った打球は、バックスクリーン横へ。「本当に嬉しい。まだ実感が沸かない」という清田のプロ初となる2点本塁打で、3対2と逆転に成功します。

立ち直りを見せた渡辺俊は5回、6回と危なげない投球を見せ、マウンドを救援陣に譲った7回途中まで失点を許さず。渡辺俊の後を継いだ古谷、伊藤も気迫あふれる投球で無失点。チーム一丸となって、連敗脱出へと前進します。

しかし、8回からマウンドに上がった薮田が1,2塁のピンチを招くと、鉄平に適時二塁打を浴びて3対3の同点に。さらに続く山崎武には20号2点本塁打を許してしまい、3対5と土壇場で勝ち越しを許してしまいます。

最終回、打線はこの回から登板した小山に対し、2死からサブローが安打で出塁し粘りを見せますが、後続を打ち取られ試合終了。3対5のまま敗れ、これで6連敗となってしまいました。

Kスタ宮城での連敗も止めることは出来ませんでしたが、上位生き残りを懸ける戦いが続く限り、下を向いている暇はありません。明日こそは先発・コーリーが前回ノックアウトされたうっぷんを晴らすような快投で連敗を止め、再び上位チームに食らいついていきましょう!

vs 東北楽天 第12回戦

「清田は素晴らしいホームランを打ってくれたね。それだけに悔しいね。

結局、今日も四球が絡んでしまった。あそこまでは無四球で来たが、ああいう形になってしまったのは悔しい。

仙台での連敗は気にしてない。まだ明日試合が残っている。明日の試合に勝つ為に全力で戦うだけ。明日の先発はコーリーだよ。」

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