2010.09.03 FRI
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vs 北海道日本ハム 第22回戦

前夜は先発・成瀬を打線が小刻みに得点を重ねて援護し連勝。ホークスに並ぶ同率2位に浮上しました。今日からはファイターズを本拠地・千葉マリンに迎えての3連戦が始まります。

現在自身3連勝中と波に乗る中で先発マウンドに上がった吉見は、初回に2死1,3塁と得点圏に走者を背負いましたが、スローカーブを随所に織り交ぜる投球で要所を抑えます。

しかし3回、森本に四球を与えると、続く稲葉に右翼席へ運ばれる15号2点本塁打を浴び0対2と先制を許します。

吉見は4回以降も毎回走者を背負う苦しい状況が続きますが、粘り強い投球で相手打線を打ち取ります。

一方、打線はファイターズ先発・ウルフの手元で変化する直球をとらえられず、4回までわずか1安打に封じられます。5回には6番・今江が二塁打を放ち出塁すると、7番・大松の左飛で3塁を陥れチャンスを演出。しかし、後続が倒れ得点を奪うことができません。

ここまで踏ん張ってきた吉見でしたが6回、安打と四球などで1死1,3塁とされると、田中賢に右前適時打を打たれ0対3。ここで2番手・薮田が登板し満塁のピンチを迎えましたが、最後は小谷野を中飛に打ち取り追加点を与えません。

するとその裏、打線は1番・西岡の中前安打、2番・清田の四球で無死1,2塁。その後2者が倒れ2死1,3塁となりますが、「流れを変えるためにも初球から思い切り振り切ろうと思っていた」という5番・福浦が外角の変化球を左翼線へ運ぶ技ありの適時打を放ち、1対3。1点を返します。

さらに7回には、四球と安打で1死1,2塁と得点を奪うチャンスを迎えると、ここまで2安打を放っている西岡が打席に入ります。西岡はファイターズ4番手・建山の変化球をうまく当てて左翼線際に運びましたが、追いかける三塁手・小谷野の好守に阻まれます。

7回を3者凡退に封じた3番手・古谷は8回、1死から安打と自らの暴投で1死2塁とされると、田中賢に中越適時二塁打を許し1対4。点差は3点に広がります。

追いかける打線は相手の繰り出す救援陣の前に安打が出ずそのまま試合終了。9月に入り初めての黒星を喫しました。

試合の流れを手元に引き寄せることができず敗れましたが、このまま終わるマリーンズではありません。明日のファイターズ先発・ダルビッシュに対して初回から積極果敢な攻撃を仕掛け、攻守ともに圧倒した試合展開で再び勝利を重ねていきましょう!

vs 北海道日本ハム 第22回戦

「こういう試合もある。ウルフの低めのカットボールに対応できなかった。

残り試合が少なく厳しい試合が続くので、何とか先発に踏ん張ってほしい。粘り強く先に点を与えないように投げてほしい。

野手は早い回に援護できるようにやっていきたい。

今日は早い回に点を取り返したかったので、的場に代打を送ったがうまくいかなかった。こういう試合もある。明日、明日必死に頑張るだけ。

明日の先発はペンだよ」

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