

vsオリックス 第20回戦
昨夜は終盤に逆転を許し、バファローズとの初戦を落としたマリーンズ。リーグ制覇に向け、何とか踏みとどまりたい一戦です。
初回、1番・西岡が球団史上単独2位に浮上するシーズン176本目の安打となる中前安打を放ち、2番・清田も安打で続いて1死2,3塁とバファローズ先発・木佐貫を攻め立てます。ここで今季初の4番に入った福浦の二ゴロの間に3塁走者・西岡が還って1対0と先制。さらに「チャンスだったので1点でも多く取りたかった」という5番・今江が左前適時打を放ち2対0とリードを広げ、新しく組んだ打線が初回から機能します。
その裏、マリーンズの先発・渡辺俊は3塁に走者を背負いますが、後続を打ち取り無失点で終えます。
追加点の欲しい打線は3回、この回先頭の清田が左前安打を放ち、二盗に成功。得点機を演出しましたが、後続が倒れ無得点に終わります。
するとその裏、渡辺俊は2死から連打を浴びると、後藤に適時二塁打を放たれて二者生還。2対2の同点にされます。さらに、続くカブレラには初球を左翼席へ運ばれる23号2点本塁打を献上。この回4失点で2対4とひっくり返されます。
4回は二塁打と四球で2死1,2塁となったところで渡辺俊が降板し2番手・古谷が登場。しかし坂口に右中間を破られる2点適時二塁打を打たれ、2対6と引き離されます。
追いかける打線は5回、1死から西岡が四球を選びますが、後続が打ち取られて得点には至りません。
6回は古巣・バファローズ戦初登板の3番手・川越が登場。2死1,3塁となったところで4番手・根本にマウンドを託します。根本は坂口を投ゴロに打ち取り無失点。7回も続投となった根本は3人で相手の攻撃を抑え、味方の反撃を待ちます。
8回は8月10日以来のマウンドとなる5番手・伊藤が登場。打ち取った打球が二塁打となって無死2塁とされますが、球威ある直球と鋭い変化球の組み合わせで後続を断ち、復活を強烈にアピールします。
しかし、終盤の猛攻で試合をひっくり返したい打線は8回、9回と1死からそれぞれ出塁しますが、いずれも後続が併殺打に仕留められて試合終了。連敗を喫し2位・ホークスとのゲーム差は2ゲームに広がりました。
明後日からは敵地・西武ドームに乗り込んで首位・ライオンズとの大事な3連戦が始まります。まずは初戦で連敗を断ち切り、その勢いで3タテを決め、ゲーム差を一気に縮めて首位奪回への足がかりとしたいところです!
vsオリックス 第20回戦
「昨日と同じ展開。初回に先制点を取ったけどね。
3回だね。2アウトまでいって、そこから4連打で4点。何とか踏ん張ってほしかった。あそこで一気に流れが変わってしまった。
打つ方でも3回の清田から8回の剛まで抑え込まれてしまった。流れがあるのが野球。流れを大事にしてほしい。
テギュンは調子を落として少しプレッシャーを感じているように見えたので、打順を6番にして気持ちを楽にしてあげた。
福浦は良いバッティングで見せてくれていて、調子が良いので4番に起用した。
明後日からはライオンズ、ホークスと厳しい戦いが続くが、とにかく気持ちを切り替えて戦うしかない。
切り替えが大事。明日一日空いているからね。そして、明後日からの試合にベストを尽くすだけ」