2010.09.11 SAT
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vs 埼玉西武 第23回戦

昨日は壮絶な打撃戦を逆転で落とし、自力優勝が消滅。これ以上負けられない今日からの試合、強い勝利への執念を持って臨みます。

雪辱に燃える打線は初回、ライオンズ先発・涌井から先頭の西岡が左越三塁打で出塁。その後3番・井口に適時二塁打が飛び出し、真っ黒に染まった右翼席からの大声援を受けて1点を先制します。

一方の先発・吉見は直後の1回裏、1死から二塁打と四死球で1死満塁。中村から三振を奪って2死としますが、続く高山に低めの球を強引に引っ張られ、左翼フェンスに到達する2点適時二塁打を許し、1対2と逆転を喫してしまいます。

さらに3回には連打などで1死1,3塁とされると、またも高山に適時打を浴びて1対3と点差を広げられます。

その後は昨日とは一変、両投手陣による投手戦へ。マリーンズは4回途中から早くも薮田を投入し、1死1,3塁の場面で中島を併殺に仕留め相手の流れを断ち切ると、5回途中からは古谷にスイッチ。勝利へ向け執念の継投を見せます。

一方の打線は3回以降涌井の前になかなか走者を出せず、相手の好守にも阻まれて流れを呼び込めません。

迎えた7回、1死から4番手・伊藤を投入。伊藤は四球と安打に暴投も絡んで1死2,3塁とされますが、ここは中村、高山と連続三振に仕留めて追加点を与えません。

直後の8回、2死から西岡が球団記録に並ぶシーズン180安打目を記録するも、得点機会につなげられません。その裏、2点を追う展開ながら5番手として小林宏を投入しますが、死球と安打などで1死2,3塁。ここで片岡は打ち取った当たりとしますが走者の生還を許し、1対4とされます。

最終回、打線は先頭の井口が相手の守護神・シコースキーから二塁打を放って出塁。その後内野ゴロの間に3塁へ進むと、5番・今江の犠飛で生還して2対4とします。なおも続く6番・金泰均が安打で出塁し、迎えるは7番・大松。右翼ポール際へ際どい当たりを立て続けに運びますがいずれもファールとなり、最後は左飛に打ち取られて試合終了。4連敗を喫し、首位・ライオンズとのゲーム差は5となってしまいました。

残り14試合で5ゲーム差となりましたが、最後の最後まで諦めずに戦ってきたのが今年のマリーンズ。可能性がある限り王座奪還への歩みを止めることはありません。明日は原点に立ち返り、投打一体となった「和」の野球を展開して巻き返しのきっかけを生み出したいところです!

vs 埼玉西武 第23回戦

「最後はあと一本まで追い上げてくれた。明日につながる。

涌井相手に初回に先制点を取ることが出来たが、すぐ逆転されてしまった。とにかく、誰がどうこうではなく、みんなで一つになって勝つしかない。みんなでカバーして、力を合わせて戦うしかない。それだけ。

(西岡)剛はシーズン180本安打の球団記録に並んだね。本当に素晴らしい。残り14試合。一本でも多くヒットを打ってほしいね。彼がヒットを打てばそれだけチームの得点チャンスが増える。残り試合もチームを引っ張っていってほしい。

明日の先発はペンだよ」

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